いつもと違う角度からモノを見るだけで、 全く違う感覚が味わえたりするものだ。例えば “ようかん” を食べる時、どのように食べるだろうか。そもそも切ってあるモノもあるだろうし、まるごと一本をそのままかじったり、または分厚く切って食べるのが一般的と思われる。

そんな「ようかんを食べる時はこう!」という先入観を打ち砕く商品を発見したのでお知らせしたい。その名も “スライスようかん” だ。薄くスライスしてある ようかん なのだが、これがパンに乗せて食べると美味しいのだ。

・スライスようかんの味は3種

「スライスようかん(税込754円)」を販売するのは、京都の老舗の和菓子屋『亀屋良長』。記者は本店に足を運んでみたぞ。暖簾をくぐると、右を向いても左を向いても美しそうな和菓子がズラリ。そんな中からスライスようかんを購入し、家に持ち帰って食べてみた。

食べ方は簡単だ。食パンにスライスようかんを乗せるだけ。そしてパン焼き機に入れて、ジワっとようかんが溶けてきたら完成だ! ちなみに味は “つぶあん・ラズベリー・さつまいも” の3種で、ひと袋に1枚ずつ入っている。

・ようかんが熱いので気を付けて

見るからに美味しそうなのでかぶり付きたくなる気持ちはわかるが、ぐっとこらえてほしい。なぜなら、めっっっちゃ熱いから! ようかんが熱をとじこめているため、焼きたてを口に入れたものならばヤケドすること必至だ。そう……記者のように。

少しフーフーして冷ましたところで、口に入れてみよう。まったりとした ようかん がパンに絡みついて食べ応え十分! 記者が特に気に入ったのは、さつまいも味だ。まるでスイートポテトのような味わいを楽しめるぞ。朝ごはんにも、ちょっとおやつにも良さそうだ。

ようかんをスライスするという、ありそうでなかったこの発想。しかもそれをパンに乗せるだなんて……よくぞ思いついてくれたと感謝せずにはいられない。賞味期限は1カ月だが、思わず買いだめしたくなるウマさ。店頭販売のほか、サイト上からも購入できるぞ。

参考リンク:亀屋良長
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼ありそうでなかった「スライスようかん」

▼京都の老舗和菓子屋『亀屋良長』の商品だ

▼ようかんの種類は “つぶあん・ラズベリー・さつまいも” の3種

▼ようかんをパンに乗せて焼くだけだ

▼定番のつぶあん

▼ラズベリーも甘酸っぱくて良いぞ

▼記者のイチオシはさつまいもだ