ファンにとって、ライブやコンサートは大きな楽しみのひとつだ。人によっては生き甲斐に感じていることもあるだろう。したがって、アーティスト側としても「ライブの当日中止」という事態はなるべく避けたいと思っているはず……。

しかし、ライブやコンサートが当日に中止されることは実際にある。昨日2018年10月17日にも、大御所歌手の沢田研二さんが開催予定だった公演を当日にキャンセルした。しかも会場はさいたまスーパーアリーナ。この件について、沢田さんの公式ページには謝罪の言葉がつづられているのだが……。

・大スター「ジュリー」

沢田さんといえば、1960年代から活躍している大スターだ。グループサウンズの時代にはザ・タイガースで大人気を博し、グループ解散後はソロの歌手として数々の名曲を残している。「ジュリー」の愛称で親しまれ、70歳になった現在も現役。昨年10月にはライブアルバムを、今年3月にはシングルをリリースしており、ライブも行っている。


・全国60カ所以上をツアー中

7月6日の日本武道館を皮切りに、2019年1月の日本武道館まで全国60カ所以上を回る「70YEARS LIVE OLD GUYS ROCK」ツアーの最中、さいたまスーパーアリーナでの公演を当日にキャンセルする事態となった。その件について、公式ページには以下のようにある。


「10月17日のさいたまスーパーアリーナ公演は契約上の問題が発生した為、急遽中止させていただくこととなりました。ご来場いただきましたお客様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」(沢田研二公式ページより)


チケットの払い戻し対応については「決まり次第報告する」としているが、「契約上の問題」については詳しく記されていない。


・ツアー後半はどうなる?

7月に始まったツアーは、ようやく半分に差し掛かったところだ。10月21日には大阪・狭山市での公演が控えている。はたして21日の公演は無事に開催されるのだろうか? この先の公演についても当日キャンセルにならないことを願うばかりだ。それにしても、一体何があったのか?

参照元:沢田研二公式ページ
執筆:佐藤英典