2018年9月6日早朝、北海道を震度6強の地震が襲った。台風21号の被害も記憶に新しい中で降りかかった新たな災害。気象庁は、地震のあった胆振地方中東部では現在も活発な地震活動が続いているとし注意を呼び掛けている。
そんな災害時にも使えそうな知識を2日前に警視庁がTwitterに投稿していたためお伝えしたい。その知識とは、超簡単にできる「はがれにくい絆創膏の貼り方」である。
・貼る際にひと工夫
「警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)」が投稿したこの絆創膏の貼り方は、講習会で教わったものだという。やり方は以下の通り。
1. 絆創膏の真ん中に切れ目を入れる
2. 4つの切れ目全てが交差するように貼る
──以上。たったこれだけで、普通に貼るよりも剥がれにくくなるのだとか。ケガのリスクも格段に増える災害時に覚えておいて損はないだろう。
なお、気象庁は9月6日11時35分現在、北海道の地震について、地震発生後1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意するよう呼び掛けている。特に、地震発生後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあるとのことなので、現地の方はくれぐれもご注意を。
参照元:Twitter @MPD_bousai、気象庁
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼こちらが警視庁がツイートした「はがれにくい絆創膏の貼り方」
先日、講習会で、ケガをした指を絆創膏で処置する方法を教わりました。絆創膏の真ん中に切れ目を入れて患部に当て、切れ目を交差させて貼ると、普通に貼るよりも剥がれにくくなります。災害時はケガのリスクも増えるので、このような処置の仕方を知っておくのも何かと便利かもしれませんね。 pic.twitter.com/5mkUUtWViQ
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) September 4, 2018
▼そんな警視庁警備部災害対策課も北海道へ向かった。
北海道での最高震度6強の地震発生に伴い、警視庁特殊救助隊員9名と警備犬1頭(ハンドラー1名)が現地に向けて先程ヘリコプターで出発しました。土砂崩れや家屋倒壊などによる被害が発生している状況ですが、今後、部隊の活動状況や被災地の状況等について、情報発信をしていきます。 pic.twitter.com/WSFc6OZn9y
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) September 6, 2018