47.4メートル。これは本日2018年9月4日に大阪市内で記録した最大瞬間風速だ。日本気象協会運営のWebサイト「tenki.jp」によれば、45メートル以上を観測するのは半世紀ぶりのことなのだとか。
その数字だけでも台風21号の凄まじさが窺い知れるが、台風直撃地域に住んでいた人が実際に目にしたものは、さらに凄まじかったもよう。例えば、前の記事で紹介した私の知人(京都府南部在住)が台風通過後に見たものは……
強風で横倒しになった物置き。そしてグニャっとなってしまったフェンス……。
一体どんな風が吹いていたのか? 想像すると恐ろしい光景だが、もっと恐ろしいのは これはごくごく一例でしかないということ。ネット上には、台風21号による被害状況が次々と報告されている。
ハッシュタグ「台風21号」をつけてTwitter上に投稿された画像をパッと見ただけでも、堤防から溢れ出しそうな淀川の映像や高潮で冠水した神戸の様子……などなど。思わず目を疑うような画像が少なくない。
・通過したからといって油断は禁物
ちなみに、ウェザーニュースは「台風21号は足早に遠ざかっていますが、吹き返しの風が強まるところがあります。台風が通過したからといって、油断しないようにしてください」と報じている。
なので、これから台風の予想進路にある地域にお住まいの方はもちろん、通過した地域にお住まいの方も引き続きご注意いただきたい。
参考リンク:Twitter #台風21号、tenki.jp、ウェザーニュース
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.