失敗は誰にだってある。これは野球の世界でもそうで、プロの審判が際どい判定で誤審をしてしまうこともある。だって同じ人間だもの……と思いきや、うっかりレベルじゃないだろっていう判定をした審判にネットがざわついている。

メキシコリーグで本当にあった判定を一言でいうならば「世紀の大誤審」。もはや2006年第1回WBCの「日本 vs アメリカ」戦で誤審をしたボブ・デービッドソンさえも相手にならない。なにせ空振りをボール判定にしてしまったのだ。

・空振りをボール判定

世紀の大誤審は、海外メディア「CBS Sports」の公開した動画で確認できる。ピッチャーが振りかぶって投げたらキャッチャーミットにズバンと収まり、タイミングを外された打者のバットは空を切った──とここまではよくある光景で、誰がどう見ても文句なしでストライクだ。しかし、ここで問題発生!!

なんと「S」のランプが1つ灯るはずが、審判はストライクをカウントすることなく微動だにしなかったのである。トドのつまり、ボール判定。しかも、すぐさま選手が抗議するも覆らず。さらに一塁審へのスイング確認が行われても、セーフ判定が出てしまった。

・罰せられた審判たち

当然、ベンチから監督が出てきて激怒したのは言うまでもないが、とてつもなく巨大な力が審判に働いたような……なんというか闇を感じる光景だ。なお、スポニチによると主審と一塁審は残りのシーズン出場停止になったとのこと。また、判定を覆さなかった他の塁審にも注意が与えられたようだ。

参照元:Twitter @CBSSportsスポニチ
執筆:原田たかし

▼これは「世紀の大誤審」である

▼Facebookでも確認できるぞ