ロケットニュース24では以前、ロシアのユーチューバーが公開した「タイヤの代わりにバネをつけた車は走れるのか?」といった内容の動画をご紹介した。バネをつけても意外と普通に走っていたのが印象的だったが……
同じユーチューバーが、今度はタイヤの代わりに吸盤をつけて走らせる動画をアップしていたのでご紹介したい。さて、普通に走行は可能なのか、そして吸盤によってタイヤのグリップ性能は上がるのだろうか? これは期待せずにはいられない!
・ “トイレのスッポン” の吸盤部分をホイールに固定
動画を再生すると、同YouTubeチャンネル「Гараж 54」でおなじみのスキンヘッドの男性と、日本では “スッポン” や “ラバーカップ” などの愛称で知られる吸盤付きの棒が映し出される。なるほど、この吸盤部分を利用するというわけか。
男性はまずはじめに接地面が平らになるよう、ホイールに鉄板を溶接。さらに鉄板の上にスッポンの吸盤部分だけをネジで固定し始めた。さあ、後輪2本を吸盤付きのタイヤに交換したところで、いよいよ走行テスト開始である。
走行シーンが見られるのは3:00あたりからだ。いったいどんな走りをみせるのか……お、おおおっ!? アスファルトの上を普通に進んでいくぞ! だがしかし、激しくハンドルを切ると吸盤がボロボロと外れ、あっという間にタイヤは残念な姿に。
・耐久性の低さが目立つ結果に
その後も車を走らせ続けるが、ほぼ吸盤は取れてしまいグリップ性能より耐久性の低さばかりが目立つ結果となった。たとえ大量に “スッポン” を持っていたとしても、どうやらタイヤの代わりに使うべきではないようである。もちろん日本では違法になるのでマネは厳禁だゾ。