2018年7月13日、映画『ジュラシック・ワールド / 炎の王国』が日本で公開される。一足先に公開された北米では興行収入2週連続1位、全世界興行収入も10億ドル突破を目前に控えたこの夏きっての話題作だ。

記者は映画公開に先駆け行われた試写会に潜入してきたが、まあ文句なしに『ジュラシック・ワールド / 炎の王国』は面白い。おそらくこの映画を「ツマンネ」という人は滅多にいないハズだが、それでもたった1つだけあることをしておくと、映画が10倍楽しくなるのでお伝えしよう。

・3年ぶりの新作

新ジュラシック・パーク3部作の第2弾として公開される映画『ジュラシック・ワールド / 炎の王国』。前作は日本で年間興行収入No.1となるメガヒットを記録した『ジュラシック・ワールド』で、2015年以来約3年ぶりの新作ということになる。

主演は前作に引き続き、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でスター・ロード役を務めるクリス・プラット、そしてヒロイン役も前作同様、ブライス・ダラス・ハワードが務めているから、路線変更なし “正真正銘の続編” といえるだろう。

・ストーリー

さて、ストーリーは前作の数年後。まずは今作のあらすじをご覧いただきたい。


「ハイブリッド恐竜インドミナス・レックスと T-レックスが死闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク “ジュラシック・ワールド” を有する島、イスラ・ヌブラル島では火山の大噴火の予兆があった。迫り来る危機的状況の中、人類は恐竜たちの生死を自然に委ねるか、自らの命を懸け救い出すかの究極の選択を迫られていた。

そんな中、恐竜行動学のエキスパート、オーウェン(クリス・プラット)はテーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)と共に、恐竜を救い出すべく行動を起こす事を決意、島に向かったその矢先、火山は大噴火を起こし、生き残りをかけた究極のアドベンチャーが幕を開ける!」


こう言ってはなんだが、コテコテと言えばコテコテの王道ストーリーである……だが、それがイイ。『ジュラシック・ワールド / 炎の王国』には裏をかくようなサスペンス要素はないため、あまり深く考えず「ただ楽しみ」「ただ驚き」「ただ感動する」のが正しい鑑賞の仕方なのだろう。

・前作は絶対に復習しておくべし

その際、絶対にオススメしたいのが前作『ジュラシック・ワールド』を改めて観ておくことだ。3年も経つとフワッとしか覚えていないことも多く、せっかくの伏線や前作からのネタを見逃しがちになってしまうので、ぜひとも復習をしておくことをオススメしたい。

恋人と観に行っても、家族で観ても、そして1人で観ても楽しめること間違いなしの『ジュラシック・ワールド / 炎の王国』は、2018年7月13日公開だ。前作を復習しておくと10倍は楽しめるハズだぞ!

参考リンク:ジュラシック・ワールド / 炎の王国
Report:P.K.サンジュン
Photo:© Universal Pictures.

▼予告編はこちら。

▼クリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードへのインタビューも近日公開予定だ。