2018年10月1日、フィリップモリスジャパンは紙巻たばこ86銘柄を最大50円値上げすると発表した。電気加熱式たばこも値上げするとの見込みがある。そして東京都は、受動喫煙防止条例の一環で、飲食店での喫煙を条件付きで制限する方針だ。
それでも、新しい加熱式たばこを紹介したいと思う! なぜなら、今回紹介する製品が画期的だからであるッ!! この「C-tec HEAT」は今までの製品になかった大きな特徴を持っている。それは、Lightningケーブルで充電できてしまうのだ!
・「KeCig 4.0」が最高だった
これまでいくつか、iQOS(アイコス)のヒートスティックを吸うことができる加熱式たばこデバイスを紹介してきた。そのなかでも、「KeCig 4.0」が最高である結論に至った。その理由は以下に挙げることができる。
■ 連続喫煙可能
■ 3段階の温度調節機能付き
■ バイブレーション機能付き
「iQOS2.4 Plus」はバイブ機能がついているのだが、温度調節ができず、また本体とホルダー、それぞれに充電が必要だ。そして、わりと壊れやすいという致命的な弱点がある。KeCig 4.0 はアイコスよりもはるかに軽量でありながら壊れにくく、しかも安い! アイコスが7980円であるのに対して、KeCig 4.0 は5288円(購入時)ときている。これを買わない理由がない。
・ケーブルだけが唯一の難点
強いていえば、ひとつだけユーザーとして望むことがある。それは充電がマイクロUSBであることだ。iPhoneユーザーならコレのために1本余分にケーブルを持つことになる。それが邪魔臭かった。紹介するC-tec HEATは、その問題をクリアしている。
・KeCigとほぼ同じ
製品の仕様はKeCig 4.0 とほぼ一緒。いや、まったく一緒と言って良いだろう。H(高温)・M(中温)・L(低温)の3段階温度調節機能を有し……。
加熱はブレードで行う。
サイドのスライダーでヒートスティックを取り出す。
・Lightning使える!!
唯一違うのが、充電をLightningケーブルで行うことができる!
マイクロUSBケーブルを1本持ち歩かずに済むと思うと、それだけで嬉しい。小さいけど大きな進化である。
iPhone充電するついでに、このデバイスも充電できてしまう。いちいちケーブルを引っ張り出して、差し替える必要がない。
・価格も安い
吸った感じは、KeCig 4.0 と同じ。低温だとちょっと吸い心地が足りないので、私(佐藤)は中温で吸うようにしている。バイブ機能で加熱終了がわかるのも嬉しい。
ちなみに販売価格は4980円(購入時)。KeCig 4.0よりもさらに低価格。これは本格的にアイコス本体とお別れする時が来たかもしれない。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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