福岡県宗像市と福津市にまたがる「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が、一括して世界文化遺産に登録されることが決定したのは2017年7月のこと。あれから一年、早いものである。宗像市は記者の地元でもあるため、決定後に帰省してみると、世界文化遺産効果かたいそうにぎわっていた。

そんな騒ぎを受けて……かどうかはわからないが2018年6月11日、コイケヤより沖ノ島ゆかりのポテチが登場! 地元の素材を存分に使った「ジャパンプライドポテト九州焼のり醤油(しょうゆ)」味だ。九州独特の甘いしょう油味が特徴で、クセになること間違いなしだぞ。

・売り上げの一部は宗像市へ

宗像市の魅力のひとつは以前お伝えした通り、食べものだ。海の幸も山の幸も、なぜかうどんもウマい。最近では “むなかた牛” なるブランド牛も登場し、まさに死角なしである。

「九州焼のり醤油」味ポテチは、そんな宗像市で製造したしょう油や有明海で採れたノリが使われている。その上、世界遺産保全活動の資金として1袋あたり1円が宗像市へ寄贈されるというのだから驚きだ。宗像を愛するひとりとして、嬉しい限りである。

・甘味と塩気のバランスが絶妙

発売以前より気にはなっていたのだが、タイミングよくコイケヤから商品サンプルが届いていたので、ありがたく頂戴することにした。開封すると、懐かしいしょう油の匂いがフワリ。そう、九州の人間にはお馴染みの、甘いしょう油だ。

余談だが、福岡を出るまで記者はしょう油と言えば甘じょっぱいモノだと信じて疑わなかった。しばらく関西のしょう油に慣れることができず、地元から送ってもらっていたことを思い出す。それはさて置き、ポテチを食べてみると香りから想像される通り、ほんのり甘い。

「コレコレ!」と思いつつ、ついつい次から次へと口へ運んでしまう。この商品、少なくとも九州の人間にはバカ売れするんじゃなかろうか。今までにありそうでなかった甘味と塩気のバランス。一言で表すと、バリうま。

・焼酎が合いそう

いつものポテチはビールに合うが、これは焼酎ソーダ割を合わせたいところ。そんな、色んな楽しみ方ができそうな「ジャパンプライドポテト九州焼のり醤油(しょうゆ)」。残念ながら2018年7月31日までの期間限定販売だ。全国のコンビニで発売されているので、気になる人はお早めに。

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼宗像のしょう油と有明海で採れたノリを使用したポテチ

▼売り上げの一部は世界遺産保全活動の資金へ

▼パッケージの裏面は沖ノ島

▼甘さが効いたしょう油味、九州勢にはタマラン

▼世界遺産効果で “道の駅むなかた” も大にぎわい! 遊びに来てね~