いつの間にこんな商品が爆誕していたんだ……! もっと早く知っていればと、後悔しかない。福岡県は久留米の老舗しょう油店・クルメキッコーの、万能たれ『うまかばい』の話である。

九州らしいやや甘めのしょう油たれで、これさえあれば いろいろな料理の味がピシャっと決まっちゃう優れものだ。その名の通り、マジでウマいっちゃけど~! 


・九州特有の甘みが嬉しい

『うまかばい』は明治7年創業より看板を掲げる店の、ここ最近のイチオシ商品であるようだ。ネットにてポチっと購入できるほか、カルディにも置いてある。記者もカルディにて、税込410円(360ml)で手に入れたぞ。

いやはやしかし、記者が地元・福岡にいたころは存在していなかったはず。便利な商品ができたものだなあと、ありがたい気持ちでいっぱいだ。


『うまかばい』は醤油や砂糖、鰹だしなどをベースに作られているが、冒頭に書いた通り九州特有の甘みあるところが最大のポイント。

県外であの甘みあるしょう油を手に入れようとすれば、なかなかに骨が折れる。その上この商品は、ただのしょう油ではなく “たれ” なので、そのほかの調味料を使わずにこの1本で味が完結するのだ。

なんという使い勝手の良さ! 水で薄めて使ったり、濃い味付けの料理にはそのまま使うことが出来る。さっそくいくつか試してみるとしよう。


・火を入れたほうがより美味しい

まずは、すき焼きにチャレンジだ。こちらは薄めず、そのままドボンするだけ。適当に野菜を切って『うまかばい』を入れて、肉を投入すればあっという間に完成だ。


自ら作ると何気にパキッと決まらない割り下の味だが『うまかばい』があれば、そんな心配は無用。しかも、ばりウマ!! 



九州出身者であればその喜びはひとしおで、口に入れた瞬間「コレコレ!」となること間違いなしだ。長らく地元に帰っていない記者は、甘辛いこの味が懐かしすぎてウルっときてしまう始末。


このほか、卵黄漬けなども作ってみた。もちろん美味しかったのだが、個人的には火を入れたほうが味の角が取れて、より美味しくなるように感じた。

試しに同じく卵を使ったシンプルメニュー、羽鳥家のたまごやきを作ってみたが、やはりこちらの方がたれの味がまろやかで食材に馴染んでいた。ウマぁぁぁ~!! 




とにもかくにも、満足しかないクルメキッコーの『うまかばい』。今回は360mlを購入したが、折を見てもうワンサイズ上の1ℓを購入しようと思っている。

福岡しょう油が恋しくてたまらない人はもちろん、甘めの味付けが好みの人、調味料を配合するのが面倒だという人、あらゆる需要に応えてくれることだろう。

台所に1本置いておくだけで、ちょっとしたストレスを軽減してくれ、舌の上には幸福が広がることを保証しよう。見つけた際に、買っておいて損はない! 最高だ!! 

参考リンク:クルメキッコー「うまかばい」
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼『うまかばい』ばりウマです

▼基本的には薄めて使う

▼火を入れなくても美味しい味に仕上がるが

▼熱することで味の角が取れてよりウマくなる

▼常備しておきたい!