飛行機に乗る時、スーツケースなどの大きな荷物は機内持ち込みではなくカウンターで預けることがほとんどだ。運送上、仕方がないとはいえ、スーツケースやカバンの中身が破損していた……といったトラブルはまれに起こりうる。

ただ、偶然が重なって破損するばかりではないようだ。この度、荷物を乱暴に扱う動画が激撮されて大炎上。あまりにひどい光景には「追加料金を払っている荷物もあるのに……」といった批判の声が数多く挙がっている。

・航空職員が荷物を乱暴に扱う動画が投稿され……

問題の動画を撮影したのは、Twitterユーザーで、豪ブリスベンに住むヴァネッサ・マーシュさんという女性だ。ハワイアン航空の職員が飛行機内から荷物をシューターに放り投げる現場を激撮し、ヴァネッサさんはTwitterにアップした動画にこうコメントを添えている。


「壊れたスーツケースの謎が解けたわ。これは、ホノルル航空の職員が米フェニックス行きの便の荷物を取り扱っているところよ」


・ネット民の意見は……!?

動画を見ると、航空職員はゴミを捨てるかのようにして荷物をポイッ。勢いよくシューターに投げ落とす場面が映されている。これにネット民から続々と怒りの声が挙がっていたので、いくつか以下に紹介しよう。

「職務怠慢にも程がある」
「彼女は解雇されるべきだ」
「追加料金を払っている荷物もあるのに……」
「こんなに手荒く扱われるべきじゃないわ」
「時間と金を費やして旅行しているのに、スーツケースを壊されたらたまらん」
「この女性がシューターに放り投げられるべきだ」

……といったように大炎上。なかには、「壊すつもりで仕事をしている訳ではない」という同業者のコメントや、「重労働なんだから少しは大目に見てあげなよ」といった職員をサポートする意見もあったが、ほとんどが批判の声だった。

・荷物を静かに下ろせる仕組みになっていない!?

ヴァネッサさんの投稿に対して、ハワイアン航空は「この件について調査する」とコメントしている。動画を見た筆者は、そもそもシューターの位置からして荷物を慎重に降ろせる仕組みになっていないのでは……との感想を抱いた。

というのも、手すりが高いところに設置され、職員がシューターに近い場所から荷物を降ろそうとしても手が届かないように見えるのだ。とはいえ、乗客の大事な手荷物を投げてはいけない。今後、炎上することがないよう改善して欲しいものである。

参照元:Twitter @vanessaleemarsh
執筆:Nekolas

▼炎上している「航空職員が荷物を乱暴に扱う」動画はこちら