ここ数日、広瀬香美(ひろせ こうみ)さんの名前をニュースなどでよく見かける。広瀬香美さんとは『ロマンスの神様』『ゲレンデがとけるほど恋したい』『promise』……などなど、数々の大ヒット曲を生み出してきたシンガーソングライターの広瀬香美さんのことだ。

おそらく何が起きているのかさっぱりわからない人も多いと思うが、今回は「広瀬香美さんにいま何が起きているのか?」をわかりやすく時系列で解説したい。

・広瀬さんが事務所の移籍を発表

一説によれば『ロマンスの神様』や『愛があれば大丈夫』は、広瀬さんがデビューする前の中学生、高校生の頃には完成していたという。そういう意味で天才的な音楽家であることは間違いなく、これだけ多くのヒット曲を世に送り出してきたのも当然なのかもしれない。

さて、今回の騒動であるが、全ては2018年5月28日に始まった。広瀬さんがそれまで所属していた「株式会社オフィスサーティー」とのマネジメント契約を終了し「Muse Endeavor inc」への移籍を発表したのだ。

・元事務所「ちょっと待った」

これだけならよくある「事務所の移籍」だが、その後株式会社オフィスサーティーはホームページ上で以下の声明を発表した。


「これまで弊社所属アーティストとして活動しておりました “広瀬香美” こと石井麻美氏は弊社の許可を得ることなく「新たな事務所に移りました」等と発表しております。

“広瀬香美” は弊社代表取締役である平野ヨーイチ氏が命名した芸名であり “広瀬香美” の芸名の使用権限は、弊社及び平野ヨーイチ氏に帰属しており、弊社当社所属のアーティストとしての活動以外には “広瀬香美” の芸名を使用できません。

弊社としては一方的な対応に強く抗議し “広瀬香美” の名を使用した芸能活動の一切の禁止を求めるとともに、断固たる法的措置をとる所存であります」


つまり、移籍の件はさておき「広瀬香美」の名は前事務所に帰属する……と主張しているわけだ。それに対し、広瀬さんもすぐさまリアクション。自身のTwitterに以下のような投稿をしている。


「応援してくださっている皆様へ。一部報道されております件に関して大変驚いています。 ご心配をおかけしてすみません。広瀬香美としての活動は今まで通り続けていきますので 心配しないでくださいね。これまでもこれからも応援してくださる皆さんの事を一番大切に思っています。また更新します」


ここまでが2018年6月1日現在の流れだが、要約すると「事務所移籍を発表」→「芸名の権利を元事務所が主張」→「いやいや広瀬香美としてやっていく」となる。

・泥沼化だけはやめて

今後の展開は読めないが、揉めてもお互いにいいイメージは残らないので、泥沼化だけは避けて欲しいところだ。どんなに迷っても泣いても愛があれば大丈夫……だと信じたい。

参照元:Instagram @kohmi.hirose 、 Twitter @kohmi株式会社オフィスサーティー
執筆:P.K.サンジュン

▼これをデビュー前に完成させてたとか天才すぎる。

▼個人的には『promise』が好き。ゲッダウン!