春は出会いと別れの季節。卒業や、就職、転職、はたまた人事異動で親しい人との別れを惜しんだ人も多いだろう。早くも「もう一度あの頃に戻りたい」と思っている人もいるのでは? その気持ちよーくわかる!!
そんな我々にブラジルからあまりにも正論すぎるメッセージが届いていたのでお伝えしたい。実際に見てみると、ぐぬぬぬ……! 胸が痛くなるほどのド正論なのだ!!
・ブラジル産ドリンクが正論すぎる
異常にメッセージ性のあるドリンクの名は『Tubaina Funada』。ついファンタに引っ張られて「ファンダ」と読みたくなるが「ツバイナ(トゥバイーナ) フナダ」と読むようだ。
グリーンのボトルに黄色のラベルと、まさにブラジルを思わせる底抜けに明るいカラーリング。しかし、そこに書かれていたのは、受けとり方によってはかなりキツ~イ言葉だった。
「楽しかった一時を思い出すことより、ベターなのは もう一度経験することです」
……間違ってねえ! 正論中のド正論!! 悔しいが日本語の文法も間違ってねえ! これまた正解!! 「過去にしがみつかず、未来を見よ」ということなのだろう。ちなみに裏面のポルトガル語を試しにGoogle翻訳してみたところ
「MELHOR QUE LEMBRAR OS BONS MOMENTOS E VIVE-LOS NOVAMENTE」
↓
「良い思い出を覚えているよりもはるかに優れています そしてもう一度ライブ」
機械翻訳の精度を差し引いても、大体あっていた。そうね、そういうことね。
・外はチョイキビ、中身はあま~い!!
ズキズキと胸に刺さる一言だ。そんなチョイキビ飲料の味はというと……あっまぁぁ~い! ガラナ炭酸飲料なのだが、日本で手に入るものよりかなり甘い。炭酸も思ったほど強くなく、ビジュアル的には麦茶だが、味はまるでカキ氷のメロンシロップだ。
正論で現実をつきつけておいて、心を癒してくれるかのような甘さを与えてくるとは、これがブラジル流の深イイ話なのか!?
・地球の裏からのアツいメッセージ
そんな『Tubaina Funada』は、ブラジル系スーパーなどで1本200円前後で販売されている。現地でも同名の商品は販売されているが、ラベルによると「FOR EXPORT ONLY(輸出専用)」とのこと。わざわざ輸出用に日本語バージョンを作った……かどうかは不明だが、そのアツいメッセージ、しかと受け止めた!
思い出は大切だけど、それが呪いになるようじゃ本末転倒だ。過去にしがみつくより、もう一度同じくらい心が高揚する経験を今の環境でできるように努めたいものである。
執筆:沢井メグ
Screenshot:Google翻訳
Photo:Rocketnews24.
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