ゴマ団子は一口で食べられるもの……そう思っていた時期が……俺にもありました……。そう、みなさんは中華料理のデザートの定番「ゴマ団子」をあたり前のように “一口サイズ” だと思い込んでいないだろうか? ピンポン玉サイズの可愛いおやつ、そうイメージする人が多いハズだ。だがしかし……。
今回ご紹介するのは、おそらく日本に住む99.99999%の人が見たことがない「超巨大ゴマ団子」である。ゲンコツサイズなんて甘いものではなく、成人男性の頭がすっぽり収まってしまうくらいの超ォォォォオオオオオ……巨大ゴマ団子なのだ。
・日本初上陸
超巨大ゴマ団子を日本で初めて提供したのは、東京は上野の中華料理店「麻辣大学」である。噂の巨大ゴマ団子の正式なメニュー名は『金水晶』で、価格は税込み1580円だ。
比較的最近できたお店だが、本格的な四川料理はもちろんのこと落ち着いた店の雰囲気も良く、ズバリ使えそうな中華料理店である。そしてTwitterを中心に大きな話題を呼んでいるのが、再三お伝えしている「超巨大ゴマ団子」こと、金水晶だ。
噂を聞きつけ店に足を運ぶと、麺も水餃子も現地っぽい本格的な味でとても美味しい。特に水餃子はモチモチ食感とタレのウマさが絶妙で「水餃子だけでも話題になるかも」と思うほど絶品であった。お店に足を運ぶ機会があれば、ぜひ水餃子も試して欲しい。
・想像より遥かにデカい
話は逸れたが、今回のお目当ては金水晶である。当然、ネット上で超巨大ゴマ団子の画像は見ていたので心の準備はできていたハズだが、いざ目の当たりにすると……!
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キャァァァァアアアアアアアアアアアア! でっけぇぇぇえええええええ!! 想像より遥かにジャンボォォォオオオオオオ! バレーボールどころかバスケットボールよりもデカいぞコレ!! え、地球なの!? デススターなの!? ゴマ団子の究極進化キタァァァアアアアア!!
とにかくその大きさは人々の度肝を抜くには十分で、金水晶がテーブルに運ばれてきた瞬間から店内のお客さんのザワザワが止まらなかった。おそらくその場にいた全員のゴマ団子の概念が変わったハズだ。
店員さんによると、箸やスプーンでバリバリ割って食べるとのことである。ザクザクと一部を崩してみると、中身にアンコは入っておらず空っぽであった。わずかに見えた餅の形跡だけが、かろうじて団子であることを思い出させてくれた次第だ。
・中身は空っぽ
最初はサクサク、噛むうちにモチモチになる不思議な食感は食べていて楽しい。ゴマの風味と砂糖の甘さ、さらには油の香ばしさもイイ感じである。ただし本当に巨大なので、5人とは言わずできれば10人くらいでシェアすることをオススメしたい。しつこいようだが本当にデカいのだ。
とにもかくにも、今のところ日本では「麻辣大学」でしか食べられない超巨大ゴマ団子。想像を一瞬で越えていくインパクトがあるから、興味がある人はぜひ出かけてみてくれよな! おっと、その際は水餃子もお忘れなく!!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 麻辣大学
住所 東京都台東区上野2-14-31 レイクサイドビル 7F
時間 ランチ11:00~15:00 / ディナー17:00~24:00
休日 無休
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼ごま団子の概念が変わった。