2017年に大流行したおもちゃ「ハンドスピナー(別名:フィジェットスピナー)」。爆発的なブームは去ったものの、2018年に入ってからも話題になることがある。ミネベアミツミと三菱プレシジョンの共同開発したものが、連続回転時間でギネス世界記録に認定されたのも記憶に新しい。
それだけにまだまだ楽しめる要素がありそうだが、現在1本の興味深い動画が注目を浴びている。ハンドスピナーを多数使用して作られた “からくり装置” が作動すると、小さな玉が仕掛けによってゴールへと導かれて行く。これ、ピタゴラ装置よりもスゴいかも!
・ピタゴラスイッチ顔負けのからくりが登場
興味深いからくり装置を作ったのは、ドミノ倒しやからくり装置の動画を数多くアップしている「Kaplamino」さんだ。同名のYouTubeチャンネルで公開されている動画『Spinners』を再生すると……。
たくさんのハンドスピナーがくっついた大きなボードが現れる。続いて、小さな玉をひとつ手で落とすと、コロコロ……カッチャン! コロコロ……カッチャン! とハンドスピナーの間を伝いながら転がって仕掛けが次々と動き出す。なんだか見ているだけで楽しー♪( ´θ`)ノ
・からくり装置に万能なハンドスピナー
その後も、小さな玉がピタゴラスイッチ顔負けの装置を伝いながらボードの上を大冒険! ラストこそ、「R.I.P.(安らかに眠れ)」と軽く皮肉を書かれたゴミ箱へハンドスピナーが滑り落ちて悲しい形で幕を閉じるが、計算されつくした動きはずっと見ていられるくらい楽しいものがある。
なお、動画の解説によると、ハンドスピナーは動きを連鎖させるために様々な可能性を持っているとのことで、からくり装置の制作においては使い勝手の良いアイテムのようだ。一度はブームが過ぎ去ったものの、新しい使い方で再び脚光を浴びる時が来るかも……なんて思ってしまう動画である。
▼ハンドスピナー(フィジェットスピナー)を使ったからくり装置がこちら