気づくのが遅かった感もあるが、ここ数年で「これは便利!」と気づいた調理器具がある。ピーラーだ。食わず嫌いならぬ、使わず嫌いしていたのだが、いざ使ってみたら「こんなにもラクに人参の皮が剥けるのか!!」とビックリ仰天したものである。
そんなピーラー初心者の私がダイソーで発見したのが「ワイドピーラー80mm」。キャベツの千切りに便利らしい……と思った次の瞬間!! すぐ隣に「本格千切 キャベツピーラー」なる商品が。しかも価格は……200円!! ウムムムッ……!!
迷ったら両方買う! それが100均の醍醐味……!!
100円の『ワイドピーラー80mm』はオールステンレススチール製の中国産なのに対し……
200円の『本格千切 キャベツピーラー』は、「八工程の研磨加工」が施されているから「鋭い刃で本格千切り」ができるらしく、まさに「匠の技の切れ味」らしい。
作りもしっかりしており、本体と刃枠はプラスチック、刃部はステンレススチールで、信頼抜群の日本製ときた。
刃先を比べてみても……
なるほどなるほど、200円の方が丁寧な感じ……! これはもう……試す前から勝負あり!!
ということで用意したのは半切りキャベツ。
それをさらに半分にして……
まずは100円のキャベツピーラーでGO!!
しゃっしゃっしゃ……
ピーラーでのキャベツ千切りに慣れていないので……
シンクの中がとんでもないことになってしまったが、とりあえず千切りできた。切れ味もまあまあ、慣れたらもっと上手に使えそうだな……という感じで、特に悪い印象はない。
続いては、期待の「匠の技」こと……
200円キャベツピーラー!
しゃっしゃっしゃ……
ほっほ〜……
さっきよりも切れ味が鋭い気がする……
が!
やはりシンクの中がとんでもないことになってしまった。これは単に私のピーラーさばきがヘタクソなだけであるが、千切りされたキャベツを見比べてみると……
あ……あれれ〜?( ;∀;)
ぶっちゃけ、あまり違いがない。価格差2倍なんだからビックリするほどの違いがあると思ったんだけど……結果としては、使い勝手も仕上がりも、そこまでの差は出なかったのであった。
残りのキャベツは、いつものように包丁で千切りした。慣れているぶん、包丁のほうが楽だった。私にキャベツピーラーは早すぎた……いいや、遅すぎたのかもしれない。
Report:100均研究家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.