大富豪になりたいと願っても、そう簡単になれないのが世の常だ。では、限られた人だけがなれる大富豪の金銭感覚はいったいどうなっているのだろうか?
今回は大富豪の代名詞ともいえるマイクロソフト創始者「ビル・ゲイツ」が、日用品の価格を当てるクイズに挑戦する様子をご覧に入れたい。一般人なら大きな誤差が出ないはずだが、ビル・ゲイツはどのような価格を提示したのか要注目だ。
・最後にスーパーに行ったのは「すごく昔」だというビル・ゲイツ
クイズの様子は、米国の人気トーク番組『エレンの部屋』の一幕を収めた動画「Billionaire Bill Gates Guesses Grocery Store Prices」で見ることができる。動画を再生すると現れるのは、司会者のエレン・デジェネレスとビル・ゲイツだ。
司会者の「最後にスーパーに行ったのはいつ?」という質問に対してビル・ゲイツが「すごく昔」と答えて、いよいよクイズがスタート。ちなみに、5問中3問の価格差を1ドル以内に収めることができれば、観客にプレゼントが贈られる決まりだ。
・見当違いの予想を連発
さて、ビル・ゲイツはどんな価格を提示するのか? はじめにインスタント食品「ライスアロニ」を5ドルと予想するが、正解は1ドルでハズレ。続いて洗濯洗剤「タイドポット」を5ドルと予想したところ、低すぎて観客席からヒントが出る。その声を聞いたビル・ゲイツは10ドルと予想を変更するが、実際は22ドルでまた不正解となってしまう。
スーパーに行ったのがすごく昔の時点で予想はできたが、さすが大富豪。見当違いの予想を連発し、金銭感覚がだいぶ庶民と離れているのが分かる。ただ、「デンタルフロス」に関しては “いつも使っているから” と自信満々の態度をみせつつ4ドルと予想し、正解は3ドル78セントでほぼピッタリで答えてみせる。
その後、冷凍食品「ピザロール」や、有名カジュアルレストランの「チーズディップ」の価格を予想するが、いずれも見当違い。観客の声に従って修正しまくり。クイズなのに半ば強引に価格差を1ドル以内に縮める大富豪の姿があった。
パソコンについて豊富な知識を持つビル・ゲイツだが、スーパーに売っている日用品の価格までは詳しくないようだ。次は商品価格に詳しい有名ショッピングサイトのCEOにぜひ挑戦して欲しいものである。
▼クイズに答えるビル・ゲイツの様子がこちら