USJのアトラクションに、新作映画と人気の『ハリー・ポッター』シリーズ。そんなハリポタは、2017年に20周年を迎えていたのをご存知だろうか? 1作目が出版されたときの衝撃は記憶に新しいが、もう20年も前の話なのかよ!?
それを記念し2018年2月まで大英博物館でハリー・ポッターの特別展が開催されていたのだが、なんと……この度、その特別展が無料公開されたのである。チョロチョロッと一部の資料が見られるだけじゃないの? いやとんでもない! 半日見ても見飽きないほど多くの資料が公開されたのだ!
・『ハリポタ展』が無料公開
大英博物館「ハリポタ展」こと特別展『ハリー・ポッター:魔法の歴史』が見られるのは「Google Arts and Culture」だ。同サイト、及びアプリでは、世界の名画を鑑賞したり、博物館のバーチャルツアーなどを体験することができる。
アプリ版が「自分に似ている歴史的絵画を探してくれる」ということでも話題になったことを覚えている人もいるだろう。
さっそく公開されたハリポタ展を見てみると……何これすごい! 「本当にタダでいいの!?」と言いたくなるほど充実した内容なのだ。
・設定資料やアートワーク、筆者のアイディアノートも
たとえば、設定資料、表紙や挿絵のギャラリー、構想の際に書かれたと見られる筆者のアイディアノートなどなど。そのほか「賢者の石」の作り方を記した「リプリー・スクロール」など大英博物館所蔵の魔法に関する展示物も見ることができる。見ているだけで、ハリポタの世界観への理解がより深まっていくようだ。なんだかもう一度小説を読み直したくなってきた!
・でも英語なんでしょ? 大丈夫! だってGoogleだもの!!
大英博物館の展示だもの、説明は全て英語なんでしょ? そこはノープロブレム! 説明文には「Google翻訳」のボタンがついており、ポチっと押せば日本語でも読むことができるのである。いたれりつくせりだ。
大英博物館での特別展全てをバーチャル体験できるわけではないが、それでもお金をとっていたものを、無料で公開しちゃうなんてなんて太っ腹なんだろう……! 気になる人は是非のぞいてみよう!
参照元:Google Arts and Culture『ハリー・ポッター:魔法の歴史』、The Guardian、TIME、YouTube(英語)
執筆:沢井メグ
▼Google Arts and Cultureでは大英博物館の動画も紹介されており、いろんな角度からハリポタの世界を感じることができるぞ!