全国に数多く存在する絶叫アトラクション。恐れを知らない絶叫マニアたちのため、アトラクションも日々複雑に進化している。そこへ、一旦原点に帰ろうよ的な狂ったアトラクションが近日オープンすることになった。その名も『EDGE THE HARUKAS(エッジ・ザ・ハルカス)』。
大阪にある日本一高いビル、「あべのハルカス」が舞台であるという時点で嫌な予感しかしなかったが、その予感は悪い意味で的中することになった。どんなアトラクションかを簡単に書くと、地上300メートルを、命綱をつけて、ただ歩くのである。……頭がおかしいのだろうか?
・狂気のアトラクション爆誕
2018年3月7日、「あべのハルカス」の最頂部にある展望台「ハルカス300」にオープンする『EDGE THE HARUKAS』。地上300メートルという、ビルの展望台としては日本一を誇る場所だ。そんな場所にわざわざ作るなよ……と言いたくなるが、内容はシンプル極まりないものだった。概要を公式ホームページから引用しよう。
「最頂部の縁に大人1人が歩ける程度の幅のデッキ部を新設し、命綱を装着して約20mを歩くアトラクションです」
デッキの幅は約60センチメートルだそうだ。つまり、地上300メートルの吹きさらしになっている60センチの幅を、ただ歩くと……。いや、無理でしょ。絶対いかんでしょ。ホームページを見る限り、手すりは腰の高さくらいしかない。考えただけでお尻のあたりがムズムズしてきたぞ。
・日本初の断崖絶壁スリル
「屋外」で「外壁のない」「地上300メートルを真下に見下ろせる」場所でのアトラクションは日本初とのことだ。ジェットコースターのようなマシンではなく、自ら歩を進めなくてはいけないというところに原初的な恐怖を感じるのは私だけだろうか? 足が震えること間違いなしである。
・インスタ映え確実
最後はデッキで記念撮影もできるらしい。さえぎるものが何もない360度の絶景での撮影は、ある意味、究極のインスタ映えと言えそうだ。たぶん私は行かない(行けない)が、度胸がある人はぜひ体験してみてほしい。
参照元:EDGE THE HARUKAS
執筆:あひるねこ
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