クリスマスに家族や友達とプレゼント交換をした人は、大勢いることだろう。なんといってもプレゼントは、何が入っているかワクワクしながら開けるのが一番の楽しみではないだろうか。
そんな瞬間を47年間も “おあずけ” にしているという男性が登場して、ネットで話題になっているので紹介したい。なんでも彼は、半世紀近くも前にフラれた彼女から貰ったプレゼントを、今でも開けられないというのである!
・47年前に振られた彼女から貰ったプレンゼント
米ニュースサイト『CBC NEWS』によると、47年前に振られた彼女から貰ったプレゼントを今でも開けられないのは、カナダのエドモントンに住むエイドリアン・マイク・ピアースさんだ。
現在64歳になる彼は、17歳の時に初めて付き合ったヴィッキーさんにフラれてしまい、彼女から別れを告げられた際、クリスマスの前だったからかプレゼントを渡されたのだそう。
別れようと思っている男にわざわざプレゼントを渡すとは、律儀な人ではないか。筆者だったら絶対にしないと思うが、とにかく彼は帰宅後に彼女からのプレゼントをクリスマスツリーの下に置いたという。
ただし、彼は自分の家族に対して「このプレゼントを開けるつもりはない」と宣言。そしてそれは何年も守られることに……。
・ツリーの下にプレゼント置くことが習慣に
次の年も、その次の年も……。クリスマスの時期になると、エイドリアンさんはツリーの下にヴィッキーさんから貰ったプレゼントを置くものの、開けることはない。やがて、ツリーの下にそのプレゼントを置くことが毎年の習慣になってしまったという。
なおその習慣は、彼が結婚して子供が出来ても変わることなく続いたというから驚きである。筆者だったら何が入っているのか気になって開けてしまうと思うが、彼にとっては開けずにいることが楽しみになってしまったようだ。
・開けるとしたら50年周年記念!?
ちなみに、彼は「もし開けるのならば、50年目に中に何が入っているのか人々に賭けさせ、集まったお金をクリスマスのチャリティに寄付しようか」とも考えているとのこと。「ここまで待ったのだから、開けるなら意義あることに転換しよう」とは素晴らしいアイディアではないだろうか。
読者の皆様は、一体箱に何が入っていると思うだろうか!? 47年前に、どんな物を女子高生が彼氏にあげるのか想像がつかないが、とにかく中身が気になって仕方がない筆者である。
参照元:Facebook @Adrian Mike Pearce、CBC NEWS(英語)
執筆:Nekolas
▼こちらがそのプレゼント
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