割と何でも後先を考えずに買ってしまう、衝動買い傾向にある私(佐藤)。そのせいで、随分ムダな買い物をしてしまいがちなのだが、今年はとりわけ買って良かったものが多かった。
なかでも以下に挙げる3つは、生活をちょっと豊かに、いや自分的にはかなり豊かにしてくれるものだったと思う。そんな2017年「ベストバイ」3選を紹介したい。
・整髪革命! ルーゾーのポマード
まず最初に挙げておきたいのがコレだ! ルーゾー(REUZEL)のポマード。私は幼少の頃こそ直毛だったものの、成長するにつれて次第に髪がちぢれはじめ、思春期まっただ中の頃には完全なるくせっ毛になってしまった。
多少伸びた状態で髪を乾かさずに寝ようものなら、「名状しがたい」髪型になってしまう。コレは何型の髪だ!?
整髪は面倒くさい! 超短髪にして立たせる以外に道はない! そう思っていた私のヘアライフを一変させたのがポマードである。
ポマードとくせっ毛は意外にも相性が良いらしい。私は普段、ちょっと濡れた状態で水溶性の「STRONG HOLD HIGH SHINE」(113g 2484円)で大ざっぱに形を整えて、コレに油性の「HEAVY HOLD MEDIUM SHINE」(113g 2484円)を混ぜてしっかりと固めている。コーム(くし)で丁寧に寝かしつけたら完成だ。
ポマードの優れている点は、多少崩れてもコームで整えることができること。途中で分け目を変えてもしっかりホールドしたまま。
私の髪に対する考え方を改めてくれた優れモノだ。
・スマホ撮影の幅を広げた! ケンコートキナー「リアルプロクリップレンズ 超広角165°」
無駄な買い物のひとつに、スマホをつけて使用するクリップレンズがある。私の場合、何でもいいやと思っていくつか買ってみたものの、どれも写りがぼんやりとしていたりキズがついてしまったりで、安物はすぐに使い物にならなくなってしまった。
そんななかで出会ったのが、ケンコートキナーの製品「リアルプロクリップレンズ 超広角165°」。そこらへんの量販店に並ぶ製品と異なり、価格は3510円とやや割高。
しかしレンズフィルターのメーカーが扱う製品だけあって、写りはキレイ。クリップにはアジャストがついているので、レンズがずれにくい。チェーンストラップがついているのも、気が利いている。
何より助かるのは、ポールダンスの撮影時だ。記録用に動画を撮ろうと思うと、どうしても見切れてしまう。ポールに上ったり下りたりしていると、画角から外れてしまって、撮影する意味がなくなってしまうのだ。
これがあれば、上下だけでなく、スタジオの奥までしっかりと記録できる。まあ、スタジオの奥まで撮る必要はないのだが……。
という訳で、スマホのカメラをフル活用したい人にはオススメしたい。
・運動する人にススメたい! トリガーポイント「グリッドフォームローラー」
ポールダンスを1年間継続して、たしかに身体は十分に鍛えられたものの、月日を重ねることに「メンテナンス」も大事であることを痛感した。筋トレで力をつけることも大事だが、長く続けるにはむしろストレッチで身体を癒すことも重要である。
ほぼ毎日ストレッチをしているものの、オッサンなので疲労はたまり易く、一時は毎日ケツが筋肉痛状態。寒くなって来たら、寝起きに肩がガチガチになっていた。
それを劇的に改善してくれたのが、「グリッドフォームローラー」(7020円)だ。これは自分で筋膜リリースを行うストレッチ器具。説明書にしたがって17種のストレッチを行ったら、こり固まった私の身体に変化が起きた。
寝起きに肩がガチガチで回らない、ということがなくなったのだ。
最初は使用する際に痛みを伴っていたものの、ゆっくりとストレッチを繰り返すことで痛みが和らぎ、気持ち良く感じるようになったのである。
なお、人によって痛みを感じる部位は異なるもよう。私はふくらはぎ(ヒラメ筋)・広背筋・上腕二頭筋・上腕三頭筋などに強く痛みを感じた。編集部のサンジュンは広背筋。中澤は大腿四頭筋。和才と羽鳥は胸椎。特に羽鳥は胸椎に激しく痛みを感じるようで悶絶!
しかし繰り返すうちに気持ち良くなり、だんだんほぐれていくようになるハズ。運動をする人には特にオススメだ。運動をしない人も身体を癒すのに役立つだろう。
──以上3つ。今年はあまりいい買い物できなったという人は参考にして欲しい。
参考リンク:ルーゾージャパン「STRONG HOLD」 「HEAVY HOLD」、ケンコートキナー「リアルプロクリップレンズ 超広角165°」、トリガーポイント「グリッドフォームローラー」
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24