クラシック音楽のコンサートというと、ロックバンドのライブなどとは違い静か~に音が流れて、ひっそりとした雰囲気の中で行われるイメージがある。
ところが楽曲によっては、かなりの音量でドラマチックに楽器が演奏され、そこら辺のロックよりも大迫力だったりするのだ。そんな、クラシックコンサート中にビックリした女性が叫び声を上げる瞬間が激撮され、指揮者も楽団員も大笑いする展開になったのである。
・クラシック・コンサートでハプニングが!
動画のタイトルは「Stravinsky Firebird SCREAM」。指揮を執るのは米カリフォルニア州チコを拠点とするノース・ステイト・シンフォニーのスコット・シートン氏で、曲目はストラヴィンスキーの『火の鳥』だった。
ゆっくりと腕を振りながら指揮を執るシートン氏の動きに合わせるかのように、スローテンポな曲調でスタート……。
・大音響にビックリした女性が飛び起きた!?
そして、指揮者が場を制するかのように腕をピタっと止めるとシ~ンと静寂が訪れ、場の空気さえも静止したかのように。続いて微動だにしていなかった指揮者が、間をタメにタメてからサっと指揮棒を振ると、「バンっ!」と激しい音で演奏が再開。
すると、その突然鳴り響いた大きな音にビックリしたのか、観客席から、なんとも例えようがない女性の叫び声が聞こえてきたではないか! あえて言葉にするなら「フォアッ!!」的な、いいや、「ヘェィヤッ!」か、はたまた「ァィフゥァッ!」か、それとも「ヘャッ!」か、ともかくすっとんきょうな叫び声だ。
おそらく居眠りしていたところへ大音響 → ビックリして飛び起きて叫び声が出てしまった……と思われるが、出てしまったのがオナラじゃなくて本当に良かった。
・指揮者も楽団員も大笑い!
これには、さすがの指揮者と楽団員もこらえ切れずに大笑い! シートン氏は笑みを浮かべながら、「一体誰が声を上げたんだ~?」とでも言いたげに観客席の方へ振り返るほど。観客席からも笑い声が起こり、少しかしこまったクラシックコンサートの場がホッコリした雰囲気になったのであった。
もしもこれが叫び声ではなくオナラだったとしたら、ホッコリどころかドッカンドッカンの大爆笑。ヒィヒィと収集がつかなくなりコンサートが中止になっていた恐れもある。あらためて、オナラじゃなくて本当に良かったと思う次第だ。
▼クラシックコンサートでハプニングが!