日本で最初のハンバーガーチェーンといえば? もちろん、皆さんご存知のドムドムバーガーである。日本人であれば、即答できる常識だ。
さて、そんなドムドムバーガーが2017年12月1日よりグランドメニューを一新。新たに3種のハンバーガーの販売を開始する。そのうちのひとつが、手作り厚焼きたまごバーガー(280円)である。日本のチェーンだからこそ、生まれた発想! 厚焼きたまごをバンズ(パン)でサンドしたバーガーは一体どんな味なのか!?
・一足先に試食
新商品の情報をいち早く入手した私(佐藤)は、「ぜひとも試食したい!」と思い、株式会社ドムドムフードサービスに連絡。発売日前日に一足先に味わうことができたのである。
販売開始するのは、ビッグドム トマト&チーズ(単品460円)、根菜鶏つくねバーガー(単品360円)、手作り厚焼きたまごバーガーの3種である。以下で一品ずつ紹介していこう。
・ビッグドム トマト&チーズ
この商品は、9月に発売開始された「ビッグドム」にトマトとチーズを加えた一品。ビッグドムは販売開始直後から好評で、現在人気バーガーのひとつになっているそうだ。
パティ(肉)を2枚使用したビッグドムに、さらにトマトの酸味とチーズのコクが加わり、食べ応えだけでなく、味もパワーアップしている。ガッツリ食べたい人向けの一品。
・根菜鶏つくねバーガー
根菜を練り込んだ鶏つくねをパティとして使用したハンバーガー。
素揚げしたレンコンを挟むことで、食感にアクセントをつけている。生姜ソースの辛味がしっかり効いており、マヨネーズとの相性もバツグン。味つけはしっかりとしていながらも、ヘルシーな女性向けメニューだ。
・手作り厚焼きたまごバーガー
今回の新商品でもっとも気になるのがコレ! 厚焼きたまごをハンバーガーにしてしまうとは!?
バンズの間には、分厚い厚焼きたまごがドン! と挟まれている。ビーフパティもレタスもない。たまごだけだ。
厚焼きたまごは、店内で1つずつ手作りしているという。冷凍食品ではなく、イチから焼いているそうだ。開発には随分苦労したと担当者は語っている。食感にこだわった結果、手作りするのが一番良いという結論に至ったとのこと。
その苦労の甲斐あって、たまごはふわっふわでほど良く出汁がきいている。これはオムレツではない! 完全に厚焼きたまごだ。1度食べたら、忘れられない味。繰り返し食べたいという気持ちになる。できることなら、厚焼きたまごをダブルにして食べてみたいとさえ思った。
・日本らしい発想
「厚焼きたまごをバンズで挟む」。外資系のチェーンで、この発想はなかなか出ないだろう。さすが日本初のハンバーガーチェーンである。オリジナリティの高さと、日本ならではの着眼点が素晴らしい。ぜひ一度食べてみて欲しい。新生ドムドムの意気込みを感じるはずだ。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24