2017年11月21日、マンガ『るろうに剣心』の作者・和月伸宏さん(本名・西脇伸宏)が書類送検されたことが報じられた。容疑は、児童買春・児童ポルノの禁止法違反だという。
一世を風靡した人気マンガ家だけにネットは大混乱。そんな中、同じくジャンプマンガ家の「しまぶー」もトレンド入りする事態に。一体なぜ?
・しまぶーとは
『世紀末リーダー伝たけし!』『トリコ』など週刊少年ジャンプで2作品ものヒット作を持つ「しまぶー」こと島袋光年(しまぶくろみつとし)さん。和月さんと同時代のジャンプを支えた人気マンガ家である。
そんな彼が、この度和月さんの書類送検でトレンド入りしたのは、もちろん容疑に関わりがあるからではない。おそらく、本件の容疑と90年代デビューのジャンプ作家というところから、連想ゲームのようにみんな思い出してしまったのではないだろうか。『世紀末リーダー伝たけし!』が打ち切られた理由を。
・打ち切りの理由
当時、人気絶頂だったこのマンガ。しかし、それは唐突に打ち切られることになる。しまぶーが児童買春禁止法違反で逮捕されてしまったのだ。当時、私(中澤)はジャンプを読んでいたため、しまぶーが逮捕されて突然終わった『世紀末リーダー伝たけし!』の衝撃は計り知れなかった。
今回の書類送検で、その衝撃がフラッシュバックした人も多かったのかもしれない。ネットの声は以下の通り。
・ネットの声
「しまぶーは抜刀したけど和月は型稽古だけだしまぁ」
「しまぶーも今元気に漫画描いてるから大丈夫だよ」
「和月のやらかしで過去やらかしたしまぶー(レジェンド)までトレンドに上がってきてるの流石に笑うしかない」
「しまぶーは関係ねぇだろしまぶーはよ!!!!」
「しまぶー完全にもらい事故やんけ 」
「申し訳ないが笑う」
「しまぶーはもう許してあげて」
「通過儀礼」
──しまぶーに比べるとマシという意見が多いようだ。そんなしまぶーは、社会に復帰した後『トリコ』で再びヒットを飛ばしている。
なお、現在のところ、集英社で再開した『るろうに剣心』の連載がどうなるのかの発表はない。今後の動向に注目したい。
(追記)11月21日18時44分、共同通信によると、集英社が『るろうに剣心』の休載を発表したとのこと