小さなブロックを積み重ねて自由自在に作品が作れるLEGO(レゴ)は、子供から大人まで楽しめて世界中で大人気! これまでに数々の芸術が生み出されてきたが、なんと実物大のフェラーリF1カーも作られていた。

その一部始終を捉えたタイムラプス動画が、見応えタップリなので紹介したいと思う。聞いて驚くなかれ。総制作時間は1594時間で、使用したLEGOの数は35万個近くにもなるというのである!

・まずはコンピューターでシミュレーション

LEGO社の商品スピードチャンピオン・シリーズのひとつ「スクーデリア・フェラーリSF16−H」の実物大を作ってしまったのは、同社の制作チームだ。

動画「Scuderia Ferrari SF70H – LEGO Speed Champions – Life sized Build Timelapse」では、まず実際にレゴを積み重ねていく前に、チームがコンピューターで制作過程をシミュレーション。それぞれの車のパーツに、どうブロックを組み合わせていくのか前もってプラン立てしておく。

・総制作時間は1594時間にも!!

そして、その後はシミュレーションを参考にしながら作業開始。動画を見る限り、4~6人のチームがブロックを手作業で積み重ねていくようだ。しかし、レゴを知り尽くしたプロのチームとはいえ、大きさが大きさだけに仕事量は膨大!

なんと、総重量567キロにもなる34万9911個のレゴを使用し、ブロックを組み合わせていく作業に費やした時間は750時間! それまでにかけた準備時間は844時間で、トータルの制作時間は1594時間にもなったという。単純に24時間で割っても66日強。途方もなく、気が遠くなりそうな作業であったことは言うまでもないだろう。

・実際に動くスーパーカーを作って~!

ちなみに筆者の周りには、レゴファンが多く、毎年神戸で開催される国際的なイベント「Japan Brickfest:ジャパン・ブリックフェスト」に携わっている人物もいる。筆者もイベントを訪れたことがあるが、モーターで動く作品もあって驚いたものだ。

どうやら、前出のフェラーリは電動で動く仕様にはなっていないようだが、レゴに作れないものはなさそう。それだけに「次は、実際に動くスーパーカーをレゴで作ってほしいなあ~」なんて思ってしまった次第である。

参照元:YouTubeLEGO
執筆:Nekolas

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