思い思いのコスチュームに身を包んで楽しむイベント「ハロウィン」は、別人になれたような気分を味わえるのも醍醐味のひとつである。しかし、なかには別人気分を味わうのでなく、家族を別人だと間違えてしまう人もいるようだ。

というのも、泥酔状態で仮装のまま帰宅した “息子” を母親が寝かしつけるも、その人物が目覚めたら全くアカの他人だったことが判明したというのである! お化けに遭遇するよりビックリしてしまいそうな展開に、一体母親はどんな反応を示したのだろうか!?

・仮装姿で帰宅した息子を母親が寝かしつけると……

英ニュースサイト『indy100』によると、トンでもない勘違いをしてしまったのは、英サリー州ギングスリーコモンに住むジュリエット・ジャーヴィスさんだ。

なんでも、朝4時半に “息子” のスチュワートさんが突然実家に帰宅し、“母親” である彼女は、ベロベロに酔っぱらっていた彼を寝かしつけたのだとか。彼はハロウィンパーティーからの帰りで、顔の半分を白く塗り潰してガイコツのペイントを施していたのだという。

ジュリエットさんが枕を渡すと “息子” は「ありがとう」と返答し、なんとなく違和感を覚えながらも、そのまま彼女は自分のベッドへ……。

・全く知らない赤の他人だった!

そして迎えた翌日。な、なんと息子のスチュアートさんだと思って寝かしつけた男性は、今まで会ったこともない男性マーク・キャンプフィールドさん(29歳)だと判明! 最初、酔いから醒めた彼は自分が犯した失態を誤魔化そうと、「スチュアートさんを知っている」と苦しい言い訳。

しかし、彼女が実の息子にマークさんの写真を送信したところ、嘘であることがバレバレに!

・見ず知らずの男性を追い出さなかった夫婦

普通なら、ここで家から叩き出される展開になってもおかしくはない。ところがジュリエットさんは、なぜか半裸で “帰宅” したマークさんに、息子の服を貸してあげたというから超親切ではないか。

しかもジュリエットさんの夫が、6.5キロほど離れた場所に住むマークさんを車で送ってあげたとのことで、マークさんが転がり込んだ家のチョイスは間違いなかったと言えそうだ。

不思議なことに、かなり酔っぱらって一体どうやって帰ったのか全く記憶になくても、いつも筆者は無事に自宅に辿り着いている。なので、なぜマークさんが自宅と全く方向が違う他人の家をノックしてしまったのか、どうにも解せない次第である。

参照元:Facebook @Juliet Jarvisindy100(英語)
執筆:Nekolas