足を使うスポーツだけに、俊足選手がズラリと揃うサッカー界。ちょっとやそっとの速さくらいじゃ注目されないが、現在インドネシアの選手があまりにも速すぎると話題になっている。

韋駄天を披露した選手の名前はテレンス・プヒリ。インドネシアのボルネオFCというクラブに所属する21歳である。もはや人間の能力を限界突破したと騒ぎになっているスピードは、一体どれくらい速いのだろうか。

・人の能力を超越した速さ

海外サイト「CNN」によると、拡散されまくっている驚がくの映像は「ボルネオFC vs ミトラ・クカール」でのワンシーン。ボルネオFCがこぼれ球からカウンターを仕掛けるというものだが、これが二度見するレベルで凄まじかった。というのも……!

いち早くテレンス・プヒリがこぼれ球に反応すると、1人だけ早送り状態に! あっという間にボールに追いつき、さらにはディフェンダーをぶっちぎって50メートル以上を独走!! おまけにゴールキーパーまでスピードで抜き去り、ゴールを決めてしまったのだ。

・世界一速いかも

その様子は「FourFourTwo Singapore」の Facebook が公開した動画で確認できるが、異次元のスピードは何度見ても同じ人間とは思えない。海外で「世界一速い」とも言われているのも納得だ。もしかしたらオーバメヤンやベジェリンといったワールドクラスのスピードスターたちよりも速いかも……!! 

たったワンプレーでその名が世界に知れ渡ったテレンス・プヒリ。ダイヤの原石を見つけたと意気込んでいるスカウトも多いと思われるので、彼の名前は覚えておいた方がいいかもしれない。なお、動画は足の速さだけでなく、実況もメチャクチャ早いのでそちらも要注目だ。

参照元:FacebookCNN(英語)
執筆:原田たかし

▼足も速いが実況もメチャクチャ早い