
なんでも今日10月18日は「ミニスカートの日」らしい。今からちょうど50年前の1967年、世界的にミニスカブームを巻き起こした “元祖ミニスカの女王” こと英国出身のモデル「ツイッギー」ちゃんが初来日した日にちなんでのことなんだとさ。
ひとくちに「ミニスカ」と言えど、男女が抱いている印象は全然ちがう。おそらく男性は「ウホッ!」となるけども、女性は違うことを思い描いてるはず。その考え方の違いから、いらぬ誤解や争いが生まれたりもしているのだ。ということで今回は、男の私(羽鳥)が女装した時に感じた「ミニスカ感」を7つほどまとめておこうと思う。
その1:ものすごい勝負してる
もうかれこれ何十回もミニスカをはいてきたが、いつも思うのは「勝負」である。「ここ一番」というか、「よ〜っし!」と気合が入る衣装、それがミニスカなのだ。もっとわかりやすく男性向けに例えるなら、「六尺ふんどしを締めた時の感覚」に近い。
なにせ、出さなくても良い脚を、あえて出すのだ。さまざまな危険をおかし、あえて生身の体で勝負しようとしているのだ。その静かな決意と心意気を、世の男性はもっとありがたく思うべき。いろいろな意味で、ミニスカは「勝負服」なのである。
その2:決してパンツを見せようとしているわけではない
よく「パンツ見られたくないなら、そんな短いスカートをはくな!」的な発言をするクソジジイがいたりするが、まずは「テメーに見せるパンツはねえ!」と言いたい。誰に見せるパンツもねえし、決してパンツを見せようとしてんじゃねえんだよと。
私が見てほしいのは、パンツじゃなくて脚なわけ。それも2本の脚だけじゃなく、脚からはじまる全体的なシルエットなわけ。トータリーで見てほしいわけ。それでも文句を言ってくるクソジジイたちには、「うるせえ。こっち見んな」って言いたいね。
その3:階段をのぼるときはお尻を隠したくもなる
上の項目とも被るけど、もちろん、階段をのぼるときはお尻を隠したくもなるよ。当たり前じゃない。パンツを見せようとしてるわけじゃないのだから。それにね、ミニスカはいているときは、自分でも「あ、いま見えてるな」ってのが分かるわけ。
階段はもちろん、少しかがんだりする時とかも、自分で「いまパンツ見える体勢になってるな」ってわかるわけ。だから隠すわけ。そして、その「パンツが見えないようにする戦い」もまた、絶対に負けられない真剣勝負のひとつなわけ。常に戦いなわけよ。
その4:下半身への視線にビンカンになる
これね、ほんっと〜〜〜〜〜に男子たちは気をつけたほうがいいよ。わかるから。「あ、いまチラ見したね」ってのが、目の動きでモロにわかるから。一番それを感じたのは、車を運転している時ね。助手席からのいやらしい視線、ビンビン感じたよ。
さらにね、そのチラ見してる時の顔といったら、もうね、ほんと……見てられないよ。とかなんだとか言ってる私も、女装していない時はチラ見しまくるから人のこと言えないけれども。でも、大いに反省したよ。こんな顔して見てるんだな……ってね。
その5:むしろ女性らしくなる
これはね、正直、人によるかもしれない。というのもね、前述の通りミニスカをはいていると「いつパンツが見えてもおかしくない状態」になるわけ。丸腰状態というか。となるとね、通称「パンツしぐさ」も徹底するようになったわけ。私の場合は。
パンツしぐさについては、パンツの貴公子こと日本最高峰のパンツマエストロ「白い三角定規」さんの記事を参考にしてほしいんだけども、パンツしぐさを徹底することにより、おのずと気品高い振る舞いができるようになったわけ。不思議よね〜。
その6:時と場合によっては「見せパン」もアリかと思った
そんなに大変なお思いをするくらいなら、いっそのこと「見せパン」をはけば良いじゃない……なんて思う女子もいるとは思うけど、時と場合によっては「アリ」かもね。いわば「違う勝負」をしなきゃならない時。失敗の許されない仕事の時とかね。
たとえば、写真を撮る側、すなわちカメラマンの仕事の時とか。最高のアングルを探して、開脚せざるを得ない時もあるでしょう。そんな時、自分のパンツに気を取られてたら、良い写真なんて撮れないじゃん。ミニスカで仕事すんなって話だけども。
その7:せっかくリスクを犯してるのにブスに撮られるとブン殴りたくなる
ちょうどカメラマンの話が出たから、ミニスカ撮影時の注意点も書いておこうかな。はっきり言うよ。ブスに撮んな、って。ブスっていうのは、顔じゃなくてトータリー(全体像)のことね。ドン臭いスタイルに見えるように撮るんじゃねえよってこと。
せっかく生脚を出しているわけ。パンツの危機に直面しながらも、美しく、可愛らしく見られたいから、リスクを犯して美脚に見えるミニスカをはいているわけ。それなのに最悪のアングルで短足に写すって……もう殴る! とか思っちゃうんだよね٩( ‘ω’ )و
モデル:レイちゃん
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
▼生脚!
▼勝負の生脚!!
▼スタイル良く見られたいわけ
GO羽鳥






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