人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズなどに出演し、現在は、ハリウッドを代表する俳優となった元レスラーの「ザ・ロック」ことドウェイン・ジョンソン。
そんな彼の出演作のあるシーンのおかげで、10歳の少年が弟の命を救うことができたという。やはり、ロック様は子供たちのヒーローだということが、よ~く分かるニュースをお届けしたいと思う。
・ロック様の出演作を見た10歳の少年が弟の命を救う!
米ニュースサイト『USA TODAY』によると、米ミシガン州デトロイトに住むジェイコブ・オコナー君(10歳)が、自宅のプールにうつ伏せ状態で浮かんでいる弟のディラン君(2歳)を発見したとのこと。
10歳といえば小学校4年生くらい。その年齢で弟が死にかけている場に居合わせたら、何をすべきなのか分からずパニックになるのではないかと思う。しかしジェイコブ君は、一番好きな映画にしてロック様の出演作でもある『カリフォルニア・ダウン』のワンシーンを思い出し、プールから弟を引き上げて心肺蘇生法を施したのだという。
・映画で見た通りの心肺蘇生法を施す
本作の劇中でロック様演じるレイは、津波に巻き込まれて溺れた娘・ブレイクに心肺蘇生法を施す。このシーンを覚えていたジェイコブ君は、映画で見た通りのことを弟に実行したのである。ロック様が劇中でしていたように、弟の胸を手で圧迫して心臓マッサージを行ってから口に息を吹き込み、それを交互に繰り返したのだとか。
・ロック様も少年の機転の早さと活躍をたたえる
こうして、パニックになってもおかしくない状況で機転を利かせた兄のおかげで、病院に搬送された弟は一命を取りとめ、1日入院しただけで自宅に帰れたとのこと。そしてそのニュースを聞きつけたロック様は、Instagramでジェイコブ君の活躍をたたえて、自分の出演作のおかげで幼い命が救われたことを喜んでいたようだ。
大人であっても、そんな緊急事態で冷静に行動することは容易ではないと思うのだが、やはりロック様の影響力は絶大だということなのかもしれない。