2017年8月4日から20日までの期間限定で、マクドナルドは正式の愛称を「マック」にするか「マクド」にするのかを決めるキャンペーンを実施していた。その結果、全国的に見て圧倒的に有利だと思われたマックがマクドに敗北したのである。
それを受けて、マクドを代表するメニューの「大阪ビーフカツバーガー」と「大阪ビーフカツマフィン」が割安になるクーポンを配信することになったのだが、異変はそれだけではなかった。マクドの公式ページを見ると、カナダ出身のサラ・カサノバ代表取締役兼CEOのメッセージがおかしい! 一見普通に見えるものの、よく読むと……。
全部関西弁になってもうてるやないか! なんでやねんッ!! たとえば、次のような挨拶文が掲載されとるがな。
・マクドからのメッセージ
「マクドは、お店に来はるすべてのお客様に、いつでも最高のお食事体験を提供することを目指してますねん。ゆうても簡単なことちゃいます。そのために、世界でも最高のサービスをお客様に提供する必要がありますわ。近頃ウチらマクドに対するお客様の期待はそれはもう高まってますねん。頼むで、ゆうて。
それはメニューとかサービスだけやなくて、食材がどっから調達されてるんか、その調達の際にはどんな品質管理を経てるのか、安全でおいしい食材をお客様に召しあがってもらうために、社員やクルーに対してどないな教育を行ってるんか、また、マクドはどうやって地域社会に貢献してるんかとか、ごっつ色々ありますわ」
カサノバ社長の関西弁にめっちゃ違和感あるわ。いくらマックとマクドの対決でマクドが勝利したかて、さすがにこれはやり過ぎとちゃう? メッセージはかなりの文章が関西弁で綴られてるし、公式ページで全文見たって。
・1週間限定でんがな
パッと見、今までのメッセージのページと変わらんから、文章を読んだらビックリしますやん。ほんで、この関西弁表示は8月22日から28日までの1週間限定なんやて。ページ上部に「標準語に戻す」ボタンがあるから、「関西弁はかなんわ」いう人はボタンを押したって。
ほんならまた! 毎度!!
参照元:マクドからのメッセージ、マクドニュースリリース
執筆:佐藤英典