王様の耳はロバの耳ー! 人に言えないことの1つや2つ、きっとあなたにもあるでしょう。しかし、地面はセメントで固められ、穴を掘ることもままならない時代です。そんな現代における “穴” となっているのがTwitterの裏アカウント

しがらみのない場所で、自由奔放なつぶやきをしてストレス発散! だけどもし、裏アカが知り合いにバレてしまったら……目も当てられません。そこで、裏アカで絶対にやってはいけないことを「裏アカ特定のプロ」に聞いてみました。

・彼氏への不信感から禁断の道へ

今回話を伺ったのは、30代OLのメケ子さん(仮名)。以前付き合っていた彼氏が元彼女と別れておらず、二股をかけられたという経験から裏アカを徹底的に洗うようになったという彼女。鍵がかかっていないアカウントなら7割は探し出す自信があるとのこと。

そんな彼女は一体どんなやり方で裏アカを探し出し特定しているのでしょうか? 「これをしたら裏アカがバレる」というポイントを6つ厳選して挙げてもらいました。

【裏アカで絶対にやってはいけないことその1】本垢をフォローしない、またはされない

「裏アカ検索の始めの一歩はフォロワーとフォローから。『あれ、この写真見覚えあるな』とか、『やけに名前似ているなぁ』とかあったら裏アカの可能性あり

もしフォローやフォローワーに裏アカがいなかったとしても、標的の友人を探します。SNS大好きでなんでも情報を流しちゃう友人を! 絶対ひとりはいます。ここにいたー誰といたー写真とったー。

その情報ゆるゆるのアカウントのツイートと返信からも特定します。twilogで検索するのもあり。意外と見つかります。裏アカだけじゃなく浮気相手まで……ね

【裏アカで絶対にやってはいけないことその2】本アカと似たIDにしない

「検索からID探しますよね。ありがちなのが、自分の名前やあだ名、誕生日を入れる人。検索画面は丁寧なもので、ある程度文字をいれると『この人じゃありませんか?』と候補を絞ってくれます。文字を入れるたびに。似てるだけで勝手に絞れます」

【裏アカで絶対にやってはいけないことその3】ラインやインスタなど同じIDにしない

同じにするひと多し。面倒だからかもですが! バレたくないアカウントなら絶対に避けるべきです。私の前の会社の上司は、社内恋愛と風俗好きがバレて地獄でした。鍵かけていても、だれと会話しているかなんとなくわかります。

トークしている相手の様子が見えたりするので。あーエロいことしてんなーとかわかる。こっちがエロ垢つくって『仲良くしてください!』って言ったら、相互フォローで鍵アカも簡単にクリアです

【裏アカで絶対にやってはいけないことその4】本アカに関係することをつぶやかない(自分の本名、自分の特徴、趣味など)

「自分の名前(あだ名を含め)を英語で検索すると、過去につぶやいている時がたまにあります。多分誤爆ですが……そういう人は意外と多いんです。

趣味でラインスタンプ作っていると言った人に、なんのラインスタンプ作ってもらったか教えてもらってツイッターで検索かけたら、裏アカが見つかった過去もあり」

【裏アカで絶対にやってはいけないことその5】本垢と同じ内容を投稿しない(写真含め)

同じハッシュタグで同じ画像を投稿しているのは、『裏垢はこちら』と投稿しているようなもの。SNSでハッシュタグ使いがちな人は裏垢でも使いがち。なので、推理して回ればすぐに特定できます」

【裏アカで絶対にやってはいけないことその6】同じアカウント画像にしない

「裏アカの特定は一筋縄ではいかないです。いくつか候補が出ます。そんな時、ヒントになるのが画像。趣味、最近インスタに上がっている写真、ペットなど、ありとあらゆる角度から推理していきますが、同じ画像なら余裕ですよね。

あと、アカウントに同じ画像を使ってる人に限って誤爆率が高い。わからなくなっちゃうんじゃないですかね」


──以上、ついついやってしまっていることはなかったでしょうか? 仕事・恋愛・趣味・ネット……何をするにも窮屈さがつきまとう現代社会。裏アカを推奨するわけではないですが、時にはガス抜きも必要かと思います。

しがらみのない世界でストレス発散したい! そんなあなたはこの6選をまず注意することをオススメします。それでは良き裏アカライフを!!

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
Screenshot:Twitter、Instagram