「今日も仕事かあ~……」と、疲れた体にムチ打って起きる朝は辛いものだ。さらに通勤時間が長かったり、激込み電車に乗って仕事に行かなければならないとなったら、ますます気持ちが沈んでしまうに違いない。
まさに、そんなサラリーマンの男性が通勤中の渋滞にウンザリして、泳いで通勤しているというのだ。水に浸かりながら過ごす通勤時間は、「リフレッシュ出来て気持ちが良いし、新しい出会いもある」とコメントしているぞ!
・通勤中の渋滞にウンザリして泳いで通勤!
英ニュースサイト『BBC』によると、ドイツのミュンヘンに住むベンジャミン・デヴィッドさんは、あまりにも酷い通勤中の渋滞に辟易して、イーザル川を2キロ泳いで通勤することにしたのだという。
冬場は水が冷たいので頻繁にではないが、それでも気分が向けばウェットスーツを着て泳いで通勤するというから、かなりスイミング通勤にハマっている様子。
・リラックス出来て良い運動になりそう!!
ベンジャミンさんは、スイス出身のデザイナーが開発した防水バッグに、衣類とノートパソコンなどを詰めて通勤。このバッグは浮き輪の役割を果たすため、時々プカプカと水に浮かびながら空を眺めて楽しんでいるのだとか。
激しい渋滞にイライラしてストレスを感じながら通勤するよりも、かなりリラックスした気持ちになれそうだし、良いエクササイズになることは間違いなさそうだ。
・スイミング通勤で新しい出会いも!
そして、安全に泳いで通勤できるよう、ネットでイーザル川の流れや水温、天気などを毎日チェックすることも欠かさないとのこと。
時には、川を泳いでいる彼の姿を見て通りがかりの人に笑われることもあるが、「なぜ泳いでいるのか?」と声を掛けられたことがきっかけで友達になり、一緒に泳いで通勤することもあるそうだ。
なかなか “泳いで通勤” とはいかないかもしれないが、筆者の友達は激込み電車を避けるために、早めに家を出て会社の近くにあるスポーツジムで一汗流してから出勤している。アイディア次第で、ストレスを感じる通勤時間をプラスに変えることが出来るのではないだろうか。
参照元:Facebook @BBC Capital、BBC(英語)
執筆:Nekolas
▼通勤中の渋滞にウンザリして泳いで通勤!