男性諸君に問いたい! 皆さんは、自分だけの大事な画像や動画を、どうやって管理しているだろうか? 言うまでもなく、他人に見せるものではないし、もっと言えば他人に知られてはならない。秘密の宝箱みたいなものだ。

それらをパソコンやSDカードに保存する際に、特別な名前を付けているに違いない。そこで、フォルダの名付け方について独自に調査したところ、ある傾向が浮かび上がってきた。あなたはどのタイプの名付け方をしているだろうか?

・秘密の宝箱の管理法

秘密の宝箱には、厳選されたデータが入っているはずである。基本的には他人と共有する類のものではない。だからといって、複雑な隠し方をすると、管理が面倒だ。

そこで、多くの男性は分かりやすい場所にフォルダを置きながらも、あたかも普通のフォルダであることを装ったような名前を付けるものだ。当編集部男性陣をリサーチしたところ、ある種のパターンが見えてきた。

1. アルファベットを目印に使うタイプ

アリがちなのが、アルファベットを目印のように使うタイプ。「AA」とか「BB」とか、「XYZ」とか。

使用するアルファベットに意味はない。ただの目印であり、言葉に重きを置くよりも、見てわかれば十分というタイプだ。問題は、他人がパソコンを使用した時に、「これナニ?」と発見されやすいという点にある。

2. 記号を使うタイプ

タイプ1と同じように、記号を目印として使うタイプだ。「■■■」とか「★」など。

「_(アンダーバー)」を使えば、フォルダ名がないようなカモフラジージュができる。他のフォルダ名に比べて発見しやすい反面、かえって名前が目立つ危険もある。

3. フォルダ名をとけ込ませるタイプ

絶対に人に見つかってはいけない! その危機感が強い人は「bluetooth」「ドキュメント」「Roaming」などを用いる。

他人に妙な疑いを持たせない点については、他のタイプより優れている。しかし、これは誤ってフォルダを開かれる危険がもっとも高い。ある意味諸刃の剣だ。

4. 直球勝負するタイプ

先のタイプ3とは真逆。正直者で真向勝負! ズバリそのまま、「sukebe」とか「ero」などを用いる。

この名前を用いる人は、豪胆で他人の目を気にしない、おおらかな性格の持ち主。裏表がなく、バレたところで恥じることなく、笑い飛ばすのかもしれない。しかしある意味紳士協定に反する向きがある。秘密はバレたらその価値を失うのだから、隠すべきである。

5. 有用性が高いことを訴えかけるタイプ

ここまでのタイプと異なり、タイプ5は自分にとってこのフォルダがいかに重要かを名前に織り込む。「健康情報」「腰痛対策」「筋トレ」など。

非常に実用的にフォルダそのものを捉えている。しかも他人がフォルダ名を見ても、不快感を与える可能性が低い。不信感を持たれることも少ないだろう。これこそ、いわゆる「紳士のたしなみ」である。

6.とても重要な秘密であることを強調するタイプ

これは秘密のフォルダである! ——あえてそのことを強調していくのがこのタイプ。「相対世理論」「アセンション」「バイオフィードバック」など。

フォルダ名を見られた瞬間に「こいつ、ヤバいヤツかも……」、そう思わせたら勝ち。フォルダを開くどころか、触れてはいけない秘密を持っているヤツと認識させることが狙いだ。

・本当の紳士として

このほかにも、自分なりに工夫を凝らして、大切な画像や動画をガッチリ守っている人もいるだろう。独自の理論に基づき、大切なデータを管理してこそ本当の紳士である。あなたはどのタイプだろうか?

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24