長時間のフライトは非常にしんどい。あの狭いエコノミー席で、何時間も過ごさなければならないかと思うと憂鬱にもなるよな。その際もっとも重要なのは、いかに快適に睡眠をとれるかだと思うのだがどうだろう。体を楽にして寝ることは、飛行機内において最優先事項なのだ。

個人的な話で恐縮だが、先日アメリカに行く機会があった。羽田空港からロサンゼルス国際空港まで約10時間の空の旅。10時間か……う~、きついな。途中で首が辛くなってきそうだ。そこで、私(あひるねこ)はAmazonネックピロー部門1位の商品を購入し、実際につけてフライトに臨むことにした!

・Amazon1位のネックピロー

2017年6月30日現在、Amazonネックピロー部門で1位となっている『Purefly ネックピロー(2088円)』。これを装着して長旅に挑もうと思う。念のため確認だが、ネックピローとは首の周りにつけるU型の枕のことだ。人間の頭は重い。だがネックピローを使えば、首への負担をある程度減らすことができるのである。

・実際に使ってみた

『Purefly ネックピロー』は、空気を入れて膨らませるタイプだ。膨らませる前は片手で持てる程度の大きさでポーチに入っており、バッグの中でもそこまでかさばらないサイズだった。それでは、さっそく膨らませてみよう。

・空気を入れる

口で直接息を吹き込むのではなく、本体に内蔵されているポンプをシュコシュコして空気を入れていく。これは衛生的でよかった。空気が入るまで少し時間がかかるので「本当に入ってんの?」と思うかもだが、ひたすらシュコシュコしてくれ。

──完成である。首の後ろあたりに突起状のネックサポートが備わっていて、後述するが、フライト中はこいつにけっこう助けられた。これによって首がさらに安定したような気がするのだ。それでは、ここからは機内で感じたことを書いていこう。

・機内からレポート

席に着いたら、私はまずMAXまで空気を入れてみた。もちろんそれでは首がきついので、そこから徐々に空気を抜いていく。ポンプの横にあるボタンを押すだけで空気が抜けていくので、調節するにはちょうどいいぞ。操作しやすい位置に設置されていて便利だった。

ジャストな柔らかさになったら、ボタンにフタをして固定。これで空気漏れの心配はない。肌触りもよくて快適だ。本体を柔らかくしても、首部分は例のネックサポートがあるため安定している。いいぞ~これ。ただ、機内が暑い場合は素材的に少々蒸れるかもしれないな。

・結論

カバーを外して洗えるのも◎。シートを多少後ろに倒さないと首が苦しいという人はいそうだが、気になる点はそのくらいで、全体的に非常に優秀であった。これからもお世話になりそうな商品である。

参考リンク:Amazon「Purefly ネックピロー U型 手動プレス式膨らませる 旅行用 飛行機 バス オフィス 自宅 収納ポーチ付」
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
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▼Purefly ネックピロー(2088円)