ウソかマコトか、一部情報によると今、スタバに痛車で乗り付けるのがブームらしい。意識高い系カフェの代名詞「スターバックスコーヒー」に、オタク趣味の究極系「痛車」はどう考えてもマッチしない気もするが……。

ともあれ、流行ってるんだったらこの波に乗らない手は無い……。なぜならロケットニュース24編集部には痛車を超えた本当の痛車、『吐き気がするほどキモいおっさんの痛車』があるからだ。よし……スタバでめちゃめちゃドヤッてやるぜーーー!

・ツイッター上でバトル勃発

ネット上の情報を統合すると、ことの発端は1つのツイートだったらしい。スタバの駐車場に停めてある痛車を、意識高い系の人物が「スタバに痛車はやめて下さい」とツイート。晒されたオーナーが激怒し、賛同する痛車所有者がこぞってスタバに出かけている……ということのようだ。

どちらが良い悪いは置いておいて、この機会を逃したら『吐き気がするほどキモいおっさんの痛車』、通称 “佐藤カー” でスタバに出かけるチャンスはないかもしれない……。いや、今なら人気者になれる可能性すらあるのでは……? ということで、都内の駐車場付きスタバに佐藤カーで乗り付けることにした。

・スタバに到着

都心から車を走らせること1時間弱。ドライブスルー付きのスターバックスに到着すると……ない。1台も痛車は駐車していない。「ガセネタかよ」……とも思ったが、考えようによっては逆にチャンスかも……。なぜならある意味、周囲の視線を独占できるからだ。

それからしばらく放置することに……。密かに佐藤カーの様子を遠くから見守る。ジャンジャン写真を撮られてSNSにアップされちゃうかもしれないぜ? さあ来い、空前の佐藤カーブーム!

……。

…………。

……………………。

誰も写真すら撮らねぇぇぇぇええええええええ!!!!!!

ギョッとして足を止める人はいたものの、みな一様に「見てはいけないものを見てしまった」みたいな表情で足早に去って行く。中には子供の手を強く引き、一目散に逃げ帰る親御さんもいた。おいおいおい……全ッ然話が違うじゃねえかよ!

なお、ドライブスルーを利用した際、店員さんに「すすす、すごいですね……。なんかのキャラですか?」と絶句されてしまったことは記述しておこう。その後に飲んだ、スターバックスラテはいつもよりホロ苦かった……。

タイミングが悪かったのか、都内のスタバに痛車で乗り付けても、人気者になることはなかったが、エリアによっては熱視線を送られるかもしれない。痛車所有者は今がチャンス! 我先に痛車でスタバに乗りつけようぜ!

参考リンク:Twitter #痛車でスタバ
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼せっかくなので、ドライブスルーも体験。

▼この違和感。

▼いつものラテよりホロ苦いぜ……!

▼痛車所有者たちは、ぜひスタバに出かけてみてくれよな!

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]