アメリカンフットボールの頂上決戦「スーパーボウル」。そのハーフタイムに行われるショーは、毎年、超大物が素晴らしいパフォーマンスを見せることでも話題となる。2月6日8時(日本時間)に開催された今年は、なんとレディー・ガガ(以下、ガガ様)が登場した。
そして彼女は、呼吸を忘れるようなパフォーマンスを披露したのだから、さすがとしか言いようがない。NFLのYouTubeアカウントでは、すでにハーフタイムショーの動画がアップ済み。鳥肌必至の13分半は必見だ!
・スーパーボウルのハーフタイムショーとは
スーパーボウルのハーフタイムショーと言えば、これまでローリング・ストーンズやビヨンセ、レッド・ホット・チリペッパーズ、コールドプレイなど、世界的な知名度のミュージシャンが出演している。
2005年に出演依頼を受けたポール・マッカートニーが「スーパーボウルでライブを依頼されるほど名誉なことはない。スタジアムの観客とテレビ視聴者数100万人を感動させたい」と声明を出したことでもわかるようにその影響力は絶大だ。
・ガガ様のハーフタイムショー
さっそく動画を見てみると、ショーはステージの屋根で、100万ドルの夜景をバックに歌うガガ様の姿から始まる。夜空に反響するような伸びやかな歌声と、光のコラボレーションが美しい。
ゆるやかな曲からダンスチューンへ曲が変化すると同時に、ステージ上空に現れるガガ様。「ギャー!」という悲鳴のような歓声と共に会場の盛り上がりが伝わってくるようである。
・転がり続けるステージ
ステージ上を所せましと動き回りながら、息つく暇もなく曲調が展開してどんどん上昇していくテンション。そんな転がり続けているようなステージが『Million Reasons』に差し掛かると、一気に集束する。
ピアノを弾き語るガガ様を包むように、観客にサイリウムの光が灯りドーム全体が1つになる様子は、冒頭の夜景を超える美しさである。会場にいる人だけでなく、画面の先をも意識したそのパフォーマンスの数々は圧巻。
・イッツ・オンリー・エンターテイメント
また、これがたったの13分半に詰め込まれていることも素晴らしい。長い時間のライブとは違う味わいのあるハーフタイムショー。アメリカのお家芸のようなエンターテイメント性がここにある。
▼動画はYouTubeで確認しよう!