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蒸しあがった出来たてを、レンゲにのっけて口に運ぶ。アツアツな肉汁がジュワ~、まさに至福。イエス、小籠包! アイ・ラブ・小籠包!! 包まれてぇ……。生まれ変わったら小籠包の具になって、せいろで蒸されてぇ~! 失礼、小籠包愛が強すぎてちょっと狂気が出てしまった。

こんな具合に小籠包LOVEな私(あひるねこ)であるが、小籠包て高すぎじゃない? 某有名店だと6個で900円くらいするぞ。もうちょっと、何とかならんのかね……! と思い探し求めた結果、安くてウマい小籠包を大発見してしまったので教えてしんぜよう。知りたくば続きを読むヨロシ。

・安くてウマい小籠包を探す

たしかに小籠包はウマいよ。意味が分からないくらいウマい。でも、あれ1口じゃん。1口で終わるじゃん。だからさ、1個100円以内で食べられると私すごい嬉しいのよねー。と、藁(わら)にもすがる思いで辿り着いたのが、東京・板橋にある「小籠包バル HASHIYA」であった。

・目指すは板橋

東武東上線・上板橋駅。電車から降りた瞬間、さっそくただよう中華の匂い。こいつは幸先がいいや、小籠包が私を呼んでいるぜ! 駅から出ると、匂いの正体が王将のものだったと発覚するが、全っ然余裕だね。商店街を進んで「HASHIYA」を目指すのみ。

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・小籠包が安い!

小籠包バルというだけあって、店内は薄暗く、中華というよりはバーのような雰囲気だ。肝心の小籠包はというと……あった! 3個、5個、10個から選べ、それぞれ290円、480円、950円(税込)と安い!! 1個100円切るなんてめったにないぞ。ここは迷わず10個入りをチョイス!

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・一緒に頼むべし

蒸しあがるまでには時間がかかる。その間、オススメなのがクアパオだ。モチモチとした、肉まんの皮のような生地で豚角煮を挟んだもので、なんとこれ140円なのだ。安っ! コンビニか!! 頼まない理由がないので、人数分注文するのが正解だろう。

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・小籠包、降臨

ここでいよいよ小籠包がキター! せいろのフタをとると、湯気がブワッと立ち上る。曇る視界の先には……いらっしゃいます、小籠包さんです! キレイに10個並んでおられます。とりあえずお礼を言っておきましょう。アザーッス!! こちらの小籠包は、本場・台湾で製造されているそうだ。

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皮が薄いから破れないよう、慎重に慎重にレンゲにのせる。失敗は許されない。箸で突くと、肉汁がレンゲの中にジュワ~。私、おほぉ~。口に入れると、ジューシーな肉の旨みがアツアツのままやって来る。ウマい! これだよ、これ。安いからって劣る部分は一切なし。安定感ある小籠包だ。

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・生姜と黒酢で

一緒に刻み生姜が付いてくるのが嬉しいじゃないの。台湾を思い出すね。最初はそのまま食べることをオススメするが、お次はこの生姜と黒酢を少々。これらと一緒に食べることで、さらなるヘブン状態へと突入出来るのだ! 怖がらないでいい。さあ、私と共にイこうではないか……。

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・オススメの麺

完全に台湾気分になっているところで、もう1発台湾いっとこう。陽春麺(ヤンツンメン)という、台湾のソウルフード的な乾麺がガツンときて激しくウマい。八角のような独特な調味料は使われていないのに、どこか台湾の屋台を思い出す味だ。こちらも500円とコスパがよく、かなり気に入ってしまったよ。

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小籠包はもちろんのこと、今回食べたものはどれも安かったのが印象的だった。お通しや席料もなかったりと、なんとも良心的なお店じゃないか。安くてウマい小籠包が食べたいという人は、選択肢の1つに入れてみてはいかがだろうか。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 小籠包バル HASHIYA
住所 東京都板橋区上板橋2-30-2 キノシタハイツ 1F
時間 11:30~14:00(ランチ・土日祝のみ)、17:00~24:00(日祝は23:00まで)
休日 月曜(祝日の場合は翌日)

参考リンク:小籠包バル HASHIYA
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼『小籠包10個入り(税込950円)』
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▼中華には紹興酒だ、『台湾紹興酒 5年物 グラス(税込480円)』
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▼『陽春麺・乾(税込500円)』はよく混ぜて食べる
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