正月返上でお届けしてきたロケットニュース24の2017年福袋特集。その合計は79本と昨年に比べやや劣るが、これも計算通り……。今回は昨年までの経験をもとに、厳選した福袋をお届けしてきたつもりだ。
それはさておき、今年も福袋特集の総まとめを発表したい。中身がわからない福袋だからこそ、感動もあればリアクションに困るものもあった。そんな福袋の山を越えてきた記者たちが「これは良かった!」と自信を持ってオススメする福袋が以下の通りである……来年に向けてチェックせよ!!
・【P.K.サンジュン → カルディコーヒーファームの食品福袋】
食料品をメインに、10個の福袋を担当した私、P.K.サンジュン。オススメは入手困難で有名な、カルディコーヒーファームの食料品福袋(3500円)である。
「争奪戦上等のカルディコーヒーファームの食料品福袋。今回は元旦から2時間の行列を経てゲットしたが、総額はざっと7000円以上……つまり倍以上お得であった。中身の充実度はもちろんのこと、トートバッグはお洒落かつ実用的で、これだけでも欲しい人は多いことだろう。入手は困難だが、見つけたら即買いを推奨するぞ」
・【中澤星児 → ココイチの福袋】
サブカル系から食料品まで、5つの福袋を担当した中澤星児。ヤマダ電機も捨てがたいとのことだが、彼が自身を持ってオススメするのはココイチの福袋(2000円)だそうだ。
「まず、ココイチのお食事券が2000円分入っている時点でテンションが上がる人は多いのではないだろうか。さらに、他に封入されている商品も庶民の心に寄り添った “ちょっと嬉しい” ものばかり。このやりすぎず痒いところに手が届く絶妙な温度感が素晴らしい。値段的にお得なだけではなく、開けた後のビックリと満足感があったのが良かった」
・【あひるねこ → 銀だこの福袋】
飲食チェーン店を中心に、7つの福袋を担当した あひるねこ。そんな彼が絶対の自信を持ってオススメするのは、銀だこの福袋(3000円)である。
「3000円に対し、たこ焼き引換券だけで最大4760円分になるのはかなり熱い。ファーストフード的な外食系福袋の中では、このお得っぷりは圧倒的だろう。加えて、無駄なものがゴチャゴチャ入っていないのが潔く、好感が持てた。その分を引換券に全振りした、非常にシンプルかつ実用的な内容だ。銀だこはけっこう食べるかも……という人なら迷わず買うべし!」
・【佐藤英典 → GAPの福袋】
アキバ系からファッション系まで、佐藤が担当した福袋は計10個。アタリもそれなりに多かったが、中でも群を抜いていたのがGAPの福袋(1万円)だ。
「1万円で12着も買えるとか、どう考えてもおかしい。4人分のアウター・インナー・パンツを買って、4人で着替えられるとは想像もしていなかった。来年も絶対に買いに行く! ユニクロもビックリの超コスパ」
・【小千谷サチ → クリスピー・クリーム・ドーナツの福袋】
カフェを始め10個すべてがグルメ系福袋だった小千谷サチ。彼女のオススメは3年連続で担当したクリスピー・クリーム・ドーナツの福袋(2400円)だ。
「福袋でなによりガッカリするのが、店側の “やっつけ感” がミエミエなとき。しかしクリスピー・クリーム・ドーナツには、それが全く感じられなかった。去年と同じ類いの物が入っていたのだから『やっつけじゃないのか?』という声も聞こえてきそうだ。
……が! 12個の実物ドーナツの迫力、そして好きなドーナツ12個と交換できるパスポートのお得さ。そして『今年はこんなデザインか!』と喜ばせてくれたバッグのオシャレさには、どうしたって心がワクワクしてしまった。来年も期待しています!」
・【砂小間正貫 → IKEAのキッチングッズ福袋】
2日連続で早朝から、ビッグカメラやIKEAなど4つの人気福袋をゲットした砂小間正貫。どれもアタリだったようだが、中でも特に気に入ったのはIKEAのキッチングッズ福袋(2000円)だという。
「全く並ばずに整理券をゲットできた今年のIKEA。正直、中身に期待はしていなかったが、開けてみるとキッチンに “あったら嬉しいグッズ” が盛りだくさんで超感動。これで2000円なら大満足である。IKEAの本気を見た気がした」
・【GO羽鳥 → スーツカンパニーの福袋】
アパレルや雑貨を中心に、7つの福袋を担当したGO羽鳥。数あるお洒落アイテムの中から、美意識高い系男子・GO羽鳥が最もオススメするのは、スーツカンパニーの福袋(1万円)である。
「毎年毎年、本当にスーツカンパニーの福袋にはワクワクしちゃう。何が最高って、“ちゃんと着れる服” が入っていることだ。無難にオシャレで、何にでもあわせやすい服が。特に嬉しいのがコートである。カジュアルに着こなすこともできるし、スーツカンパニーの名の通りスーツにもあわせられる。来年も買うぞ~!」
・【K.Masami → ジェラートピケの福袋】
カフェからアパレル、お洒落雑貨まで手広く担当したK.Masamiは全9個の福袋をレビュー。超人気「スタバの福袋」を抑えて、彼女がNo.1に選んだのが、ジェラートピケの福袋(8640円)だ。
「オススメは今年もジェラピケ。内容は例年と変わらないとは言え、やはりかなりお得で充実感と満足感のある内容だ。女子ならば一生に一度は買って、絶対に損はない福袋。袋を開けた瞬間のワクワク感と嬉しさは何ものにも変えがたい。競争率の高い福袋ではあるが、頑張って買う価値のある一袋だ!」
・【和才雄一郎 → m’s(エムズ)のカップル用福袋】
編集部きっての紳士・和才雄一郎は5個の福袋をゲット。ジェントル極まりない彼がオススメするのは、大人のデパート、m’s(エムズ)のカップル用福袋(3000円)である。
「袋を開いた瞬間に、最も『おおおおおお!』と思ったのがコレ。なんといっても、3500円でハンディマッサージャーが3つも付いてくるのがアツイ。さらに入浴剤等も入っており、グッズから得られるリラックス効果は圧倒的。他の福袋の追随を許すはずがない。カップル向けだが、ボッチだろうが何だろうが、疲れを抱えている全ての人にオススメしたい」
・【K.ナガハシ → ケーズデンキの福袋】
年明けをまたずにフル稼働したK.ナガハシは、飲食チェーン店から家電まで7つの福袋をレビューした。中でも「超使える」と太鼓判を押すのが、ケーズデンキの福袋(3240円)だ。
「福袋売り場を横目で見ながら『買ってみたいけど、使わないものも入ってるし……』と迷い続けてきたあなたにオススメしたい福袋がコレである。3240円でありながら9000円相当の家電セットが入っているこの福袋。お得感があるだけでなく、セット内容が大手ショッピングサイトで高評価の “電子ケトル” と “オーブントースター” という実用的な点も高ポイントだ」
・【原田たかし → 洋服の青山の福袋】
カー用品を中心に、3つの福袋をレビューした原田たかし。彼がオススメするのは当然カー用品……かと思いきや、洋服の青山の福袋(5400円)だという。
「中身がわからないのが福袋の醍醐味ではあるが、『洋服の青山』はザックリと中身を教えてくれていた。絶対に損なしでハズレとは無縁。安心して買うことができる福袋もいいものだと思った」
・【りょう → 餃子の王将の福袋】
福袋企画初参加のりょうは、ひとまず1つだけをレビュー。ただその1つが当たりだったようで、本人的に満足度は高いようだ。オススメは、餃子の王将の福袋(3333円)である。
「今年の福袋特集は1つしか参加できず……。だが、購入した『餃子の王将』福袋は満足感あふれる内容で、餃子はもちろん、個人的にはラーメンが4種も付いていたのが嬉しかった。お正月からハッピーな気分を味わえて福袋の楽しさにハマりそう~。来年はぜひ、たくさんの種類を購入したい」
──以上である! おそらく、1人で5つも6つも福袋を購入する人は少ないハズ。ここ数年、毎年のように多くの福袋を見てきた記者たちは、ある意味で「福袋のプロ」と言えるだろう。そのプロたちがオススメするNo.1の数々だから、ガッカリする確率は限りなく低いハズ。来年に向けてぜひ参考にしてほしい。
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.
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