最近、日本ではキラキラネームが当たり前になっている感があるが、漢字の当て字も多く、「学校の先生は、生徒の名前の呼び方を覚えるのが大変だろうな~……」なんて思ってしまう。
そんな現象は日本だけではないようで、海外でも、変わった名前を子供に付ける親が増えている。そこで、海外掲示板サイトRedditのユーザーが、「自分が子供に付けた名前」を後悔している親の気持ちについて語っているので、いくつか紹介することにしよう。
1.子供本人に文句を言われた時に後悔……
子供が親に名前を付けられる時は、まだ赤ちゃんで、自分の名前が珍しいなどとは分からない。ところが、ある程度の年齢になると、あまり耳慣れない名前をネタに、同級生や友達にからかわれることもある。
そして親は、子供に「もっと普通の名前を付けてほしかった」と文句を言われて、後悔することが多いようだ。
2.子供が名前負けしてしまった
かわいい名前を付けて、赤ちゃんのままでいてくれれば問題はないが、人間は成長する。そして、赤ちゃんや幼児の頃とは全く違う容姿や性格になり、名前と本人のイメージが全く合わなくなってしまうこともある。
また、立派すぎる名前やかっこいい名前を付けたまでは良いが、本人が名前負けしてしまった時、親御さんは「しまった~……」と心の中でつぶやいてしまうのである。
3.名前のせいで無職に
ザルタンと言う名前を付けられた男性は無職で、どうやら、名前のせいで仕事に就けないらしい。ちなみにザルタンは、人気アクション・フィギュア『G.I.ジョー』の悪役キャラクターの名前である。
もし、悪役ザルタンの名前を付けられた男性が弁護士や警官など、正義のために法的機関で働きたいと思ったら、この名前はネックになりそうだ。
4.名前が普通すぎた!
子供の名前で後悔するのは、キラキラネームを付けた親だけではない。子供にありきたりな名前、例えばジョンやマイケルという名前を付けたら、学校のクラスに同じ名前が5人もいた……と、「個性がなさすぎたかもしれない」と悔やむことになるのだ。
5.母国では良かったが……
インド人の ‟Anil:アニル” という名前のユーザーが、母国では問題なかったがアメリカに移住した後に、名前のせいで周りからかわれるようになったとコメント。
Anilは、英単語 ‟Anal:肛門” に近いからだが、アメリカ移住後のことまで考えていなかったユーザーの両親は、後悔していたそうだ。
6. 普通の名前を付けたけど……
なかには、「普通の名前を付けたけど後悔してしまった」という親もいる。なんでも、従兄にちなんで ‟ジョセフ” という名前を息子に付けたが、その従兄が小さい頃、兄弟姉妹と隣人に性的ないたずらをしていたことを知ったのだとか。そのユーザーは、息子に彼と同じ名前を付けたことを悔やんでいると語っている。
名前は自分で選べないうえ簡単に改名できないだけに、下手をしたら子供の人生の方向性を決めてしまいかねない。後で子供に文句を言われないためにも、20年後を見据えて、よ~く吟味を重ねてから命名するのがベストではないだろうか。