これだけネットが発展した現代では、「ネットで買えない物はない」と言ってしまっても過言ではない。ネット通販は、実際に店舗に足を運ぶよりも商品の種類が豊富だし、値段も安く買えてしまうことが多い。

そんな、便利なネットショッピングだが、時には売りに出されてはいけない ‟ブツ” を目にすることもある……。なんでも、ある女性が「陽性反応が出た妊娠検査薬」を売りに出し、1日に200ドル(約2万3500円)も稼いでいるというのだ!!!

・‟陽性反応が出た妊娠検査薬” がネットで販売される!

‟陽性反応が出た妊娠検査薬” が売り出されたのは、海外コミュニティサイト「クレイグズリスト」だ。米フロリダ州ジャクソンビルに住む妊娠3カ月の女性が、広告に「大学ローン返済のために、陽性反応が出た妊娠検査薬を売ることにした」と綴っていたとのこと。

検査薬の使い道は購入した人によって様々だろうが、おそらく「妊娠したから結婚して!」と、恋人&愛人に迫るパターンが一番多いのでは……と想像する。お、恐ろしや……とガクブル状態になってしまいそうだが、米WJAX-TV局のニュース番組が、この件について潜入調査をすることにしたというのだ!

・1日の陽性妊娠検査薬の売り上げは2万3500円なり!!

問題の妊娠検査薬は1本25ドル(約3000円)で販売され、2本セットだと35ドル(約4200円)とお得な(!?)価格となっている。

そして、テレビ局が女性にコンタクトを取り待ち合わせ場所に局員が赴くと、ジップロックに入った妊娠検査薬を手渡され、しっかりと検査薬には ‟+(陽性)” の印が! その女性の話だと、陽性妊娠検査薬を売ることで、1日に200ドル(2万3500円)も稼いでいるのだとか。

・陽性妊娠検査薬の売買は違法ではない

テレビ局が、元FBI捜査官で現在は弁護士をしている人物に、陽性妊娠検査薬を売ることは犯罪になるのか尋ねると、「違法ではない」との返事が返ってきたそうだ。

1日の売り上げが200ドルということは、たった1日で8本も陽性妊娠検査薬が売れているということだ。もう、これ以上のコメントは控えるが、「末恐ろしい世の中になったものだ……」とボヤかずにはいられない気分である。

参照元:Twitter ‏@DanielleANjaxAction News JaxMashable(英語)
執筆:Nekolas

▼「陽性反応が出た妊娠検査薬」が海外コミュニティサイトで販売される!