最近、音楽はスマホやMPプレーヤーで聞くのが当たり前になっている感があるが、レコードの人気が再燃しているとも言われている。
しかし、押し入れの奥に眠っているLPレコードを引っ張り出して聞きたくても、レコードプレーヤーがない……という人は多いのではないだろうか。そんな人に朗報だ! なんと、レコードの上を自走して音楽をプレイするデバイスが登場し、「逆転の発想が斬新だ」と大きな話題を集めているのである!!
・逆転の発想デバイス「RokBlok」が超~斬新!
レコードプレーヤーは、回転するレコードに針を乗せることで音楽をプレイすることが出来るが、「RokBlok:ロックブロック」は、レコードの上でデバイスを走らせることで、音楽を奏でる構造となっている。まさに ‟逆転の発想” とは、このことだ。
操作も簡単で、長方形のブロック型をしたロックブロックをレコードの上に乗せ、本体に付いているレバーを上げるだけ! すると、デバイスが円を描きながらグルグルと回りだし、それと同時に音楽が流れ始めるという訳だ。
・操作がフォースを使っているみたいな気分に!?
そして、音楽を止めたい時には、サっとロックブロックの上で手をかざすだけで、魔法にかかったかのようにデバイスがピタっと止まるのである。なんだか、『スターウォーズ』に登場するフォースを使用しているみたいで、その動きをしたいがために、ロックブロックを止めたくなってしまいそうだ。
ロックブロックは、Bluetoothスピーカーやヘッドフォンとも連携可能で、レバーの根本に付いているボタンを押すだけで、さらに大きな音で音楽を楽しむことが出来るのだ。
・KICKSTARTERでも大注目!!
現在ロックブロックは、ネットで資金を募るサイト「KICKSTARTER」でキャンペーンを展開中で、すでに目標額5万ドル(586万円)の3倍を超える15万4000ドル(1800万円)を集めており、かなり注目を浴びていることがうかがえる。価格も99ドル(約1万1600円)とお手頃で、2017年9月より出荷を予定しているそうだ。
ロックブロックは5×5×10センチと小さいので、一緒にレコードを持って行けば、公園やビーチでだって気軽にレコード演奏が楽しめそうだ。
参照元:YouTube、KICKSTARTER(英語)
執筆:Nekolas
▼レコードの上を自走して、音楽をプレイするロボット「RokBlok」の動画はこちら