kotoshinokanji1
この時期の風物詩と言えば、「今年の漢字」だ。1年の世相を漢字ひと文字で表す日本漢字能力検定協会主催のこのキャンペーン。オリンピックに、SMAPの解散、薬物や不倫に揺れた芸能界、熊本大震災、社会現象となった『君の名は。』、ポケモンGO、トランプ大統領誕生などなど、2016年はガチでいろいろなことがあった

普段あまり興味のない私でも、今年は一体どんな字になるのか気になるところである。そんな中、応募数1位に輝いたのはこの漢字だった! マジかよ!? もっとあるだろ!

・私的今年の漢字

まず、個人的には今年のイメージは「」……なのだが、それは一部の話なので、全て含めると「騒」かなという気がする。4年に1回、下手したら10年に1回の出来事が連発した今年は間違いなく “騒” がしかった。下手したら「オリンピックって今年だったっけ?」という人もいるのではないだろうか。そんな中、みんなが選んだ今年の漢字は……

kotoshinokanji2

」! マジかよ!? 全然そんなイメージねえよ! っていうか何回目だYO!! なお、この漢字が表す意味は以下の通りとのこと。

・【金が表す意味】

「オリンピックでの金連発」
「アメリカ大統領のトランプ氏も金髪」
「前東京都知事や東京オリンピック、築地移転などの政治と金の問題」
「イチローメジャー3000本などの金字塔」
「『PPAP』のピコ太郎も金色」
「輝く年になってほしい」

この発表に対してネットでは以下のような声が聞こえた。

・ネットの声

「ミヤネうっさい」
「読めない」
「わからん」
「え?金なの?」
「オリンピックか」
「またかよ」
「3回目」
「読めねえ」
「他にあんだろ」
「薬なら納得してた」
これじゃない感

──「またかよ」「これじゃない」という声が飛び交っている。確かに、「金」が選ばれるのは今年で3回目。もはや殿堂入りしてもいいんじゃないだろうか。なお、総応募数は15万3562票で中国や台湾からの応募もあったとのこと。とにもかくにも来年は良い年になりますように!

参照元:日本漢字能力検定協会
執筆:中澤星児
イラスト:マミヤ狂四郎