もうすぐ、『スター・ウォーズ』ファンが心待ちにしている、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が公開となる。本作は、銀河帝国軍による最初の宇宙要塞デス・スターの設計を、阻止しようとする反乱軍を中心にストーリーが展開される。
そして、そんな悪の要塞デス・スターの1日の運営コストは、ゼロが26個続く天文学的な数字になると話題となっているのだ。どうやら、‟悪” は高~くつくようだぞ!
・デス・スターの1日の運営コストは!?
デス・スターの1日の運営コストを計算したのは、英エネルギー供給会社「Ovo:オヴォ」だ。同社の計算では、なんと、「$7,800,000,000,000,000,000,000,000,000」と、ゼロが26個も続く天文学的な数字になるというのだ!
筆者も含めて、数字の桁数については、兆から上が何になるのか知らないという人は多いだろう。なんでも、兆の上が ‟京(けい)” で、その次が ‟垓(がい)” となり、ゼロが24個になると ‟抒(じょ)” と呼ばれ、28個だと ‟穣(じょう)” になるのだという。
・地球における1年の経済活動費の100兆倍に!!
オヴォは、米ダートマス大学のアレクサンダー・バーネット数学教授と、物理学ブロガーのステファン・スコルニックさんの協力を得て、この数字を弾き出したのだとか。
とにかく、デス・スターの運営費が、日常的にお目にかかる数字でないことは確かである。具体的に言うと、地球上における1年の経済活動費が70兆ドル(約7968兆円)だとのことで、その約100兆倍になるという訳だ。
・銀河を支配しようと思ったら高くつく!
デス・スターの1日の電気代は52億ドル(約5920億円)にもなり、要塞から発せられるレーザー光線にも、想像を絶するエネルギーと費用を要するという。
数字が苦手な筆者は、もう何が何だか訳が分からなくなってしまったが、とにかく「銀河を支配しようと思ったら、安くはつかない」ということで締めくくりたいと思う。
宇宙要塞デス・スターが主な舞台となる『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、2016年12月16日より全国ロードショー開始だ。本作を見る時に、「デス・スターって金かかってるんだよな~……」なんて思いながら、鑑賞してみてはどうだろうか。
参照元:Instagram @Star Wars、FORTUNE、Venture Beat(英語)
執筆:Nekolas
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