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ホカホカご飯に肉を乗せるだけで激ウマな奇跡の料理・牛丼。「早い」「安い」「ウマい」の3拍子でいつだって心を温めてくれる。そんな牛丼界でトップを走るのが吉野家の牛丼、略して「吉牛」だ。

ファーストフードと言えば「薄利多売」のイメージが強いが、なかなかどうして侮れないのが吉牛の肉。柔らかくジューシーな食べごたえは、他の追随を許さない。あの肉で肉料理を作ったら、めちゃくちゃウマくなるのでは? というわけで、吉牛の肉でハンバーグを作ってみたぞ!

・下準備

ハンバーグを作るには、肉をミンチする必要がある。まずは吉牛の肉をまな板の上に広げ、包丁で細かく切り刻んでみた。だが、それだけではミンチと言うには粒が荒すぎる
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そこで、ボウルに移して泡立て器でシャカシャカ混ぜてみたところ、ただのみじん切り状態だった肉にだんだんひき肉感が出てきた。ペースト状になったのでこれくらいで大丈夫だろう。
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・牛丼の具はハンバーグに最適

あくまで牛丼の具を使っているため、玉ねぎはすでに入っている。あとは、ハンバーグヘルパーでまとめるだけだ。もしかして、牛丼の具ってハンバーグを作るのに最適なんじゃないだろうか?
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・意外な落とし穴

だがしかし、ハンバーグヘルパーを混ぜて焼いてみたら全然固まってくれなかった。肉がすでに調理されているので、くっつきにくいのかもしれない。
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そこで、ペースト段階でハンバーグヘルパーに卵とパン粉をプラスし “つなぎ” を強化することに。試行錯誤の末、たどり着いたレシピは以下の通り。

・「吉牛ハンバーグ」のレシピ

【材料】
牛皿:並盛2人前
ハンバーグヘルパー:1袋
卵:2個
パン粉:適量

【作り方】
1. 吉牛ミンチをハンバーグヘルパーと混ぜる
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2. 卵2個を投入し、混ぜながら粘り気が出るまでパン粉を投入し続ける
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3. 2をお好みのサイズ手に取り形を整える
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4. 3を焼く
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──以上である。中濃ソースとケチャップを混ぜて簡易デミグラスソースも作ってかけてみた。コツとしては、手で形を整える際、小さめのサイズにした方が固まりやすいこと。あんまり欲張りすぎないほうがいいぞ。
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・肉のウマみが閉じ込められている

それにしても、香り立つ肉の匂いが食欲をそそる。元からついてたタレも作用しているのか、とりあえず匂いだけは一流のレストランのようだ。どこからともなく、グルメライターがかぎつけてやって来るレベルである。
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食べてみると、吉牛の肉のウマみがバッチリ包みこまれていて激ウマ。サクッとした外側を越えた瞬間、ブワッと肉の香りがほとばしる。牛皿感は完全に消え去り、肉のみのウマみを抽出することに成功したぞ。正式メニューにあってもおかしくないのになんでないんだろう。
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・ロケット編集部ライターもビックリ

なお、ロケットニュース24編集部のメンバーにも吉牛ハンバーグを食べてもらったところ、「星児の作ったものなのにめっちゃウマい」「レストランみたいな味がする」「星児が作ったとは思えない」との意見が続出! ……って、なんで私(中澤)が作るものはマズイみたいな雰囲気になってんだ(激おこ)。


それはともかく、吉牛の肉のウマさが立証される結果となったと言っても過言ではないだろう。気になる人は試してみてくれよな!

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼以前作った吉野家炊き込みご飯「堕天使の黄昏」と合わせて「ハンバーグ定食」が完成
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▼見かけがアレになったハンバーグも普通においしかった
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