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ヘビメタル音楽が大好きなメタラーならまだしも、そうでない人にとっては、何時間も激しいギターリフと、唸るようなボーカル満載のデスメタを聴くことに抵抗を感じるに違いない。

そこで被験者2人が、デスメタとクラシック音楽を「8時間ブっ続け」で聴いたらどうなるかという実験に挑んだところ、結果は雲泥の差に。それがかなり興味深いので、紹介してみたいと思う。

・デスメタとクラシック音楽を「8時間ブっ続け」で聴いたらこうなった!

デスメタとクラシック音楽を「8時間ブっ続け」で聴く実験に挑んだのは、米ニュースサイト『Mashable』の編集スタッフ2人だ。普段ヘビメタを聴かないし、好きでもないというジョンさんは、デスメタを8時間聴くことに。一方で、クラシック音楽を退屈だと思っているフランチェスカさんは、クラシックを聴く役割に回った。

挑戦する前にジョンさんは、「疲れ切ってしまいそうだし、楽しい経験にはならないと思う……」と予想し、フランチェスカさんは「眠気に襲われそう……」だとコメント。さて、結果はいかに!?

・クラシック音楽に刺激されてモチベーションが上がりまくり!

仕事をしながら、ヘッドフォンでクラシックを聴いているフランチェスカさんは、「音楽のおかげで気持ちが落ち着き、作業に集中できる」と言い、なんだか顔の表情も朗らかだ。

朝9時からスタートした実験が昼の2時を迎える頃には、‟映画の中にいるような気分” になったそうで、仕事にやる気を見せ、作業も順調に進んでいる様子。夕方4時には、すっかり音楽に刺激されて、天気の良さを味わおうと散歩に出かけたのだとか。

まるでクラシック音楽を、自分の日常生活のサントラのように感じている模様で、最初は退屈だと思っていたジャンルの音楽に魅了されてしまったようだ。

・デスメタを聴いているジョンさんは……!?

対するジョンさんはといえば、浮かない顔でパソコンに向かい、少々お疲れ気味な表情……。経過を聞かれると、「まあ大丈夫だけど、絶好調じゃないね。同じような曲の繰り返しで、全然好きじゃないよ」と言い、やはりデスメタが苦手なところは変わらないらしい。

そして、実験が終了した午後6時、2人が「またデスメタとクラシックを聴きたいと思うか!?」と聞かれたところ、フランチェスカさんは嬉しそうに ‟YES!” と答え、一方のジョンさんはキッパリと ‟NO!” と返事をしていた。

ちなみに、筆者は普段デスメタもクラシックも聴かないが、同じ実験をしたら、おそらく同じ反応を示すのではないかと思った次第だ。

参照元:YouTube
執筆:Nekolas

▼デスメタとクラシック音楽を「8時間ブっ続け」で聴いたらこうなった!