力こそすべての格闘技において、筋肉は最低限必要な条件だ。それもそのはず、いくらパンチが速かろうとあまりに弱いとダメージにならず。筋肉を兼ね備えた一撃の方が効果的なのは、誰が考えても明らかだからだ。しかし……だがしかし!
ムキムキであれば最強かといえば、そうでもないようだ。「柔能く剛を制す」があるように、必ずムキムキが勝つという方程式は成り立たない。例えば今回ご紹介する動画「Bodybuilder vs Jiu-Jitsu Black Belt | Round 2」のように、ボディービルダーが女性柔術家に負けることだってある。
・ボディービルダー vs 女性柔術家
ムキムキのボディービルダーが女性に負けることなんてあるのか。そう思う人もいるかもしれないが、実際にそのまさかが起きてしまったのが、今回の動画だ。道場破り的な感じでボディービルダーが登場すると、いざ尋常にバトル開始である。
・散々なボディービルダー
自信満々のボディービルダーに対し、まずは師範代的な人が応対。すると、あっという間に瞬殺される。筋肉よわっ! と思うが、ボディービルダーがさらなる悲劇に見舞われるのはそれからだ。
満を持して黒帯の女性柔術家が登場すると、やはりそこは男女。さすがに体格差がありすぎるため、難しい勝負になる……と思いきや! 組み合ったらあっさりテイクダウン。首をとられたボディービルダーは防戦一方で、締めあげられた上にオトされる。
・柔能く剛を制す
ボディービルダーの情けなさがひたすら目立つ動画だが、寝技でハンパない強さを発揮すると言われる「柔術」のスゴさに驚かずにはいられない。技術さえあれば、力は関係なし。柔能く剛を制すとはこのこと。改めて柔術恐るべしである。