さっぱりした刺身の味と爽やかなシャリ……寿司はいつでも食べたくなる存在だ。あー! 寿司超食いてェェェエエエ!! そんな時は、100円ネタがある回転寿司チェーンが活躍する。
中でも、有名なのが『くら寿司』『スシロー』『かっぱ寿司』の3店。100円の基本ネタからちょっと豪華な300円以上のネタまで、豊富なメニューもうれしい庶民の味方である。今回は、そんな3店の100円ネタの中で最強の3つを厳選してみた。これだけは絶対に食べたほうがいいぞ!
・寿司が活力
月に4回は回転寿司チェーンに行く私(中澤)。少なくとも、ここ6年はこのルーチンを欠かしたことがない。回転寿司チェーンに行った時、味のわかっている好きなネタで打線を組むという人は多いと思うが、それだけ通っていると自分の基本打線にも飽きてくる。だが、私にとって回転寿司は生きる活力なので寿司は食べたい。
冒険したメニューを食べてみるのはそういう時だ。時には食べるのに勇気がいるネタもあったが、一歩踏み出すことで、また新鮮な気分に戻ることができる。寿司だけに。
そうこうしているうちに、私は有名な3店のネタの味を知りつくしていた。極めるとはこういうことか。今、私の寿司への想いは、水滴が落ちると波紋が広がるほど穏やかだ。そんな私の心に、深く突き刺さっている100円ネタは以下の3つである。なお、選定の基準は、ネタ本来の力と組み合わせの妙を重視した。
・「サラダ軍艦」かっぱ寿司
まず、サラダ系でNo.1なのが、かっぱ寿司の「サラダ軍艦」。イカゲソとカニカマをマヨネーズで和えたオリジナルサラダが、シャリと醤油にベストマッチして激ウマ! 一説によると、かっぱ寿司発祥の地・長野県では食べたことがない人がいないほどのソウルフードとして定着しているとか。
・「たらマヨ」スシロー
濃厚なウマさが味わいたいなら、スシローの「たらマヨ」だ。オーソドックスな組み合わせではあるが、たらこのピリ辛とマヨネーズのまろやかさが奏でるハーモニーは絶品! 醤油との相性も抜群で、味のパンチ力はチャンピオンレベルだ。ただし、ハードパンチャーすぎて、2皿目以降重くなるのでご注意を。
・「まぐろユッケ」くら寿司
ウマさ、飽きにくさなど、すべてにおいて完璧なのがくら寿司の「まぐろユッケ」。半熟卵とユッケのトロトロコンビの極上ハーモニーで頬っぺたがトロけ落ちないか心配なレベルだ。ハッキリ言って10皿くらい食べても飽きない。くら寿司に行ったら、少なくとも2回は注文しておきたいネタである。食べたことがない人は絶対に食べた方がいいぞ。
──以上が私の100円ネタの中で最強の3つだ。ちなみに通常の刺身の味であれば、くら寿司が優勢であるように感じた。自分の基本打線の寿司ネタに飽きた時の参考にしていただければ幸いである。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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