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秋だ食欲の秋だ! 秋の食材と言えば……そう、キノコだ!! 安くてヘルシーで栄養満点なキノコは、全国民の味方と言っても過言ではなかろう。最近でこそエリンギやハナビラタケなど、色んな種類のキノコがスーパーでも簡単に手に入るようになったが、この世にはまだ私たちの知らない食用キノコがあるはず。

もっと美味しいキノコについて知りたい。あわよくば食べたい。そう思っている人に激推したいのが、キノコ専門店『創士庵(そうしあん)』だ。ここでは全国的にも栽培例が少ない「ササクレヒトヨタケ」が味わえるほか、お腹いっぱいキノコが食べられるらしい。記者が10月15日の “きのこの日” に合わせて行ってみたので、紹介していくぞ。

・希少なササクレヒトヨタケも食べられる

創士庵は奈良県の閑静な住宅街にある。話はそれるが、桜で有名な同県の吉野地方には “木の子” という妖怪の話が伝わる。なんでも木の子は子どものような背格好で、山で仕事をする人の昼飯を取るとか取らないとか。なにはともあれ、奈良とキノコは切っても切れない縁でつながっているんだな。

話を戻そう。創士庵では、キノコのフルコース(2800円~)が楽しめる。キノコのフルコースという響きだけでもテンションが上がるが、嬉しいのは味わえるキノコの種類の豊富さ。なんと常に15種類ほどのキノコが登場するのだ。しかも先に挙げたササクレヒトヨタケをはじめ、珍しいキノコばかり!

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まずは幻とも言われるササクレヒトヨタケをパクリ。口当たりがよく、コリっとした食感が楽しい。それほど主張する味や匂いはなかったが、どの料理とも合う感じだな……と思っていたら、同キノコはフレンチでコプリーヌと呼ばれる高級食材とのこと。なるほど、これまで食べたキノコの中でも上品だと感じたのは、気のせいではなかった!

・たっぷりきのこ鍋は格別

さて、記者がメインで頼んだのは “風コース(3800円)” 。やたらデカいマイタケやピンク色をしたものなど、未だかつて見たことがないキノコが次々とやってくる。中には「これ食べられるの……?」と不安になるような形状のものもあるが大丈夫。安心して全部いっちゃってくれ! どれもこれも、安全保証付きの新鮮なキノコだ。

フリッターやきのこのタジン鍋など、すべてが美味しいのだが中でも記者のイチオシは “きのこ鍋” 。これがマジでウマい!! 数種類のキノコが入ったスープで、さすがとしか言いようのない旨味。この日は松茸も入っていて豪華だったぞ。ここに、うどん入れたら美味しいだろうなあ~。

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いやはや、たった1食で1年分のキノコを食べた気分だ。この世にこんなにも食べられるキノコが存在していたなんて。驚きとしか言いようがない。とにもかくにも、キノコ好きは行ったほうがいい。大満足間違いなしだぞ! なお、キノコと白ワインの相性が異常なほど良かったことも併せて報告しておきたい。

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 創士庵
住所 奈良県生駒市真弓2−4−21
時間 ランチ11:00〜15:00、ディナー17:30〜22:00
定休日 月曜日(祝日は営業)

参考リンク:創士庵
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼これでもかというほどのキノコ! 

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▼いくらでも食べられそうなエビときのこのフリッター

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▼日本では、長野県長野市でしか採れないササクレヒトヨタケ

▼キノコじゃないけど、ハートのキュウリも気になった

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▼エダマメソースで食べるキノコ オシャレな味がした

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▼キノコが散りばめられたローストビーフ

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▼きのこのタジン鍋もうまし

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▼炊き込みご飯はおかわりできるよ

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▼デザートまでついてる

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▼店内もあちこちにキノコが

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▼いやー美味しかった! ディナーコースは3種類だ!! 

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