2016年7月22日に日本でポケモンGOがリリースされてから2カ月。以前の記事で、最強スポットの1つである愛知県の「常滑駅」のことをお伝えしたが、この駅でポケモンの出現率以上に衝撃を受けたのが、ロータリーに設置された自販機だった。
・ポカリスエットを買おうとしたら
その光景を目撃したのは、ひと通りポケモンGOをプレイした後のことだ。ふとのどが渇き、ポカリスエットを買いに行った時に、私(中澤)は自販機にとある異変が起こっていることに気づいた。
・どうしてもポカリが飲みたい
ポカリが売り切れている。炭酸だと余計喉が渇きそうだし、売り切れているのを見ると余計に飲みたくなってきた。このロータリーには8台ほどの自動販売機がある。500ミリリットルのポカリが130円と安めの価格設定だし、ここの自販機を1台1台当たっていってみよう。
2台目も売り切れ。3、4、5はポカリが売っておらず、スポーツ飲料も売り切れ状態だ。6台目も……ん!? 6台目あった! ポカリあったどーーーーーーーーーーー!!
・念願のポカリ
さすがにポケモンGOでも、すべてを売り切れにすることはできなかったか。さっそく、はやる心を抑えて200円を入れてポカリを購入。やっとのどの渇きが癒せるぞ! あれ? なんかお釣りが少ないような……
マジかよ150円じゃねえかダボがァァァァァアアアアア! そう、そのポカリだけ価格が20円高く設定されていたのだ。どうりで売れ残ってるはずだわ……なんて狡猾な罠。
・自販機に見る経済効果とポケモンGOの勢い
それはともかく、この売り切れ方は尋常ではない。やはりポケモンGOでトレーナーが集まった影響なのだろうか? ちょうどそこに、自販機の業者さんがやってきたので、どれくらい売れているのか聞いてみたところ……
自販機業者「少なくとも3倍から4倍は売上がアップしました。コカ・コーラさんなんかもっといってるんじゃないでしょうか? 完全にポケモンGOの聖地効果です。信じられないですが、こんなことってあるんですね。でも、なんでこんなところが……という感じです」
とのことだった。マジかよ……ポケモンGO効果半端ねェェェエエエ!
一時の爆発的な勢いはなくなったように感じるポケモンGO。だがしかし、案外、一過性の流行に流された人がいなくなっただけなのかもしれない。そもそも、激アツスポットに幅広い層が集まるというだけで、他のアプリではありえない光景と言えるのではないだろうか。今回、ポケモンGOがもたらす経済効果の一端を垣間見た気がした。
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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▼1個目、ポカリ売り切れ
▼2個目、売り切れ
▼3、4、5、ポカリなし。スポーツ飲料は売り切れ。
▼6個目……あった!
▼いや~探したよ
▼って150円じゃねえかァァァアアア!
▼ちなみにDA・KA・RAは余裕