今の時代は、履歴書を書く時に学歴や職歴にウソを書いたら、ネットやSNSで事実確認をされてしまうこともある。しかし、趣味や特技などについては、少々 ‟色” をつけてしまう人もいるのではないだろうか。
まさに、そんな手を使って履歴書に「15歳でピアノをマスターした」と、特技を誤魔化して仕事をゲットした男性が大ピンチに! なんでも、上司から「取締役会で演奏してくれ」との依頼を受けてしまい、なんとか再びウソで窮地を脱したというのである!
・履歴書にウソを書いた男性が大ピンチに!
Twitterのユーザーで、イギリス人だと思われるハビエル・アコスタさんが、彼の友人が履歴書に少し色をつけてしまったばかりに、ヤバいことになりそうだったというエピソードを投稿した。
彼は、「履歴書に ‟15歳でピアノをマスターした” と書いていた友達が、金曜日の取締役会で演奏してくれないかと、上司に頼まれたらしい」とツイート。友人は、応募した仕事が音楽と全く関係ない仕事だったため、まさか、そんな窮地に立たされるとは思わずに、自分の特技を脚色してしまったのだ。
・‟痛みを感じずに指を折る方法” を必死で検索!
ハビエルさんの友人は、なんとかウソがバレないように、ピンチを脱しなければならない! そこで彼は、‟痛みを感じずに指を折る方法” を、必死でGoogle検索していたのだという。
ハビエルさんの投稿にネットユーザからは、「包帯を巻いて怪我を装っては!?」だとか、「ピアノは弾けるけど、ステージ恐怖症で人前では演奏できないと言えば?」といったコメントが寄せられてたとのこと。
・手根管症候群を理由にピンチ脱出!!
その結果、「手根管(しゅこんかん)症候群を理由に依頼を断ればいい」とのアイディアが採用され、なんとか彼は、取締役会でピアノを弾かずに済んだそうだ。
ちなみに、手根管症候群とは手にしびれが起きる神経症のことだが、今回は窮地を逃れることができたにしても、再び何かの機会で、ピアノ演奏を依頼される可能性はあるのではないだろうか。
履歴書に噓を書いちゃいけないなあ~……と痛感するエピソードである。それにしても、どんなに鈍感な上司でも、苦しい言い訳をする部下の様子を見たら、「履歴書に色をつけやがったな」と勘付いてもおかしくなさそうだ。
参照元:Twitter @Shimz_Afc、Mirror(英語)
執筆:Nekolas
Photo:RocketNews24.
▼こちらがハビエルさんの、履歴書でウソをついた友人のエピソードについての投稿
My friend lied on his cv that he mastered the piano at age 15 and now he's been asked if he can play for the board of directors on friday.
— Ezekiel Reyes (@Shimz_Afc) August 31, 2016